研究課題
特別研究員奨励費
本研究において、脊髄損傷に対する神経幹細胞移植は、軽度・中等度損傷に対しては運動機能予後を改善させる一方で、重度損傷に対しては運動機能予後を改善させないこと明らかにした。さらに神経細胞除去モデルを用いて、この神経幹細胞移植の機能改善効果の違いは、脊髄損傷後に残存する神経細胞の数に影響を受けることを明らかにした。本研究の知見は、重度脊髄損傷に機能改善を促すためには神経細胞保護療法と幹細胞移植療法との併用が重要であることを示唆していると同時に、脊髄損傷の重症度に応じて細胞移植プロトコールを考慮すべきことを啓蒙している。
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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Stem Cell Reports
巻: 5 ページ: 264-277
Science Translational Medicine
巻: 6 号: 256 ページ: 256-256
10.1126/scitranslmed.3009430