研究課題/領域番号 |
14J01148
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研究種目 |
特別研究員奨励費
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 国内 |
研究分野 |
素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理(理論)
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
亀山 尚史 京都大学, 理学研究科, 特別研究員(DC2)
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研究期間 (年度) |
2014-04-25 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
2015年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
2014年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
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キーワード | AdS/CFT対応 / 可積分系 / 超弦理論 / 可積分変形 / シグマ模型 / 可解系 |
研究実績の概要 |
本研究の目的は、AdS/CFT対応を実現させる本質的な機構を理解することであり、この問題に取り組むアプローチとして、この対応関係の弦理論側(AdS5xS5上の超弦理論)の可積分変形を研究してきた。 本研究では、AdS5xS5上の超弦理論を可積分変形する方法として、弦の作用のYang-Baxter変形を考えてきた。Yang-Baxter変形とは、古典Yang-Baxter方程式の解である古典r行列に基づいて作用を可積分変形する手法であり、このようにある古典r行列を1つ定めると、それに対応するAdS5xS5上の可積分変形が与えられる。このYang-Baxter変形に基づき、本研究ではAdS5xS5上の超弦理論のq変形について議論してきた。このq変形されたAdS5xS5上の超弦理論に双対なゲージ理論はまだ見つかっていないため、その正体を明らかにすることは非常に興味深い問題である。 本年度は、このAdS5xS5上の超弦理論のYang-Baxter変形について、主に2つの研究成果が得られた。まず1つ目の研究では、q変形されたAdS5xS5上の超弦理論のLax対をYang-Baxter変形を用いて厳密に導出した。これより、q変形されたAdS5xS5上の超弦理論に双対なゲージ理論が、非可換空間上のゲージ理論のある極限に対応すると予想されることがわかった。2つ目の研究では、このq変形されたAdS5xS5上の超弦理論に双対なゲージ理論におけるクォークと反クォークの間のポテンシャルを弦理論側の計算から導出した。この得られたポテンシャルを再現する様なBethe ansatzを構成することができれば、双対なゲージ理論側の正体について詳しい情報が得られるものと期待される。
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現在までの達成度 (段落) |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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