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活動銀河核のGeV-TeVガンマ線観測による宇宙赤外背景放射と銀河間磁場の研究

研究課題

研究課題/領域番号 14J01313
研究種目

特別研究員奨励費

配分区分補助金
応募区分国内
研究分野 素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理(実験)
研究機関京都大学

研究代表者

今野 裕介  京都大学, 理学研究科, 特別研究員(DC2)

研究期間 (年度) 2014-04-25 – 2016-03-31
研究課題ステータス 完了 (2015年度)
配分額 *注記
1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
2015年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
2014年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
キーワードガンマ線観測 / 活動銀河核 / 銀河間磁場 / 大気チェレンコフ望遠鏡
研究実績の概要

銀河間磁場強度の測定は我々の銀河内の磁場の起源を知る上で重要である。銀河間磁場強度にガンマ線観測から制限を与えるため、RX J1136.5+6737 (z=0.134), PKS 1424+240 (z>0.6), 1ES 0229+200 (z=0.140)といったz>1の活動銀河核のガンマ線観測スペクトルを、異なる銀河間磁場強度ごとのシミュレーションで得られるスペクトルと比較した。上記の天体のうち1ES 0229+200はとくにハードなスペクトルをもつExtreme HBL天体であり、>1E-15 Gの銀河間磁場を示唆するという結果を与えた。1ES 0229+200のMAGIC望遠鏡による観測データを解析し、MAGIC, H.E.S.S. (>100 GeV), Fermi-LAT (<100 GeV)を合わせた観測スペクトルをシミュレーションで得られるスペクトルと比較すると、10 TeV付近まで伸びるハードなスペクトルの高エネルギー部分を再現するためには、シミュレーションでべき-1.5程度のハードなスペクトルを注入する必要があった。一方、100 GeV以下のスペクトルを再現するには銀河間磁場強度を>1E-15 Gにして二次ガンマ線成分を散乱させる必要があった。
将来の感度の高い観測装置であるCTA大口径望遠鏡の建設に向けては、光電子増倍管信号読み出し回路の開発を行った。特に読み出し回路のFPGA firmware開発を行い、プロトタイプとして完成させた。読み出し回路19モジュールによる小規模カメラを組み上げ、動作試験を行い、基本的な読み出し動作が正常に行われることを実証している。CTA大口径望遠鏡1号機の建設、読み出し回路インストールへ向けて大きな進展、貢献ができた。

現在までの達成度 (段落)

27年度が最終年度であるため、記入しない。

今後の研究の推進方策

27年度が最終年度であるため、記入しない。

報告書

(2件)
  • 2015 実績報告書
  • 2014 実績報告書

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公開日: 2015-01-22   更新日: 2024-03-26  

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