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観光者の行動選択プロセスに基づく観光行動動態のモデリング

研究課題

研究課題/領域番号 14J01325
研究種目

特別研究員奨励費

配分区分補助金
応募区分国内
研究分野 地理学
研究機関首都大学東京

研究代表者

杉本 興運  首都大学東京, 都市環境学部, 助教

研究期間 (年度) 2014-04-25 – 2015-03-31
研究課題ステータス 完了 (2014年度)
配分額 *注記
1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2014年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
キーワード観光行動 / 観光動態 / 観光流動 / 人流データ / 地理情報システム / 可視化 / 空間分析
研究実績の概要

今年度は観光行動の動態モデル構築に向けた以下に示す一連の基礎研究を行った。まず、都道府県間の観光流動データを地理的に可視化し、対話的な操作によって任意の年月の流動を選択可能なWebGISを開発し、国外や道府県から東京都へ流入する観光者の月別・年別の動向を明らかにした。次に、パーソントリップデータが詳細化された大規模人流データを使い、東京都市圏での詳細な観光動態を把握するための方法を検討した。具体的には、東京都市圏における日帰り観光客のパスデータに関して、集計および非集計単位での一日の観光動態の時空間的可視化、領域データやパスデータに対する探索的時空間データ分析手法の援用を行い、観光動態の時間・空間的特性や観光行動からみた東京都市圏全体あるいは個別地域の特徴を把握した。最後に、東京近郊の国際観光地である富士山麓地域を事例に、着地を中心とした観光行動の同心円モデルについて検証した。より具体的には、観光庁の調査報告書(二次データ)と現地のアンケート調査から取得したデータ分析結果(一次データ)を組み合わせ、観光者の旅行形態や空間行動の特徴を「居住地からの距離による違い」の視点から明らかにした。これらより、観光者の行動パターンを特徴づける要因を部分的に解明することに成功した。しかし、研究課題の最終目標であるコンピュータによる観光行動の動態モデリングやシミュレーションを達成するには、観光者の意思決定や属性差に関するより精緻な分析が必要であり、今後の課題とされる。

現在までの達成度 (段落)

26年度が最終年度であるため、記入しない。

今後の研究の推進方策

26年度が最終年度であるため、記入しない。

報告書

(1件)
  • 2014 実績報告書
  • 研究成果

    (8件)

すべて 2015 2014

すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 1件、 謝辞記載あり 1件) 学会発表 (5件)

  • [雑誌論文] WebGISによる観光統計データの地理的可視化2015

    • 著者名/発表者名
      杉本興運・池田拓生
    • 雑誌名

      観光科学研究

      巻: 8 ページ: 163-168

    • 関連する報告書
      2014 実績報告書
    • 査読あり / 謝辞記載あり
  • [雑誌論文] 東京都市圏における一日の観光動態の時空間的可視化2014

    • 著者名/発表者名
      杉本興運・村山祐司
    • 雑誌名

      第29回日本観光研究学会全国大会学術論文集

      巻: 1 ページ: 113-116

    • NAID

      40020787163

    • 関連する報告書
      2014 実績報告書
  • [雑誌論文] 都市圏スケールにおける観光動態の分析-人の流れデータの活用-2014

    • 著者名/発表者名
      杉本興運・村山祐司
    • 雑誌名

      第23回地理情報システム学会学術大会論文集

      巻: 1

    • 関連する報告書
      2014 実績報告書
  • [学会発表] 富士山麓における観光者の旅行形態と空間行動-旅行距離の影響に着目した分析-2015

    • 著者名/発表者名
      杉本興運・小池拓矢
    • 学会等名
      2015年度日本地理学会春季学術大会
    • 発表場所
      日本大学文理学部
    • 年月日
      2015-03-29
    • 関連する報告書
      2014 実績報告書
  • [学会発表] 観光統計データを地理的に可視化するWebGISの開発-全国規模の観光資源・観光流動データを事例に-2015

    • 著者名/発表者名
      杉本興運・池田拓生
    • 学会等名
      2015年度日本地理学会春季学術大会
    • 発表場所
      日本大学文理学部
    • 年月日
      2015-03-28 – 2015-03-29
    • 関連する報告書
      2014 実績報告書
  • [学会発表] 東京都市圏における一日の観光動態の時空間的可視化2014

    • 著者名/発表者名
      杉本興運・村山祐司
    • 学会等名
      第29回日本観光研究学会全国大会
    • 発表場所
      大阪府立大学 I-siteなんば
    • 年月日
      2014-12-08
    • 関連する報告書
      2014 実績報告書
  • [学会発表] 都市圏スケールにおける観光動態の分析-人の流れデータの活用-2014

    • 著者名/発表者名
      杉本興運・村山祐司
    • 学会等名
      第23回地理情報システム学会学術大会
    • 発表場所
      中部大学春日井キャンパス
    • 年月日
      2014-11-08
    • 関連する報告書
      2014 実績報告書
  • [学会発表] 「人の流れデータ」による東京都市圏の観光行動分析2014

    • 著者名/発表者名
      杉本興運・村山祐司
    • 学会等名
      第4回地理空間学会大会
    • 発表場所
      立教大学新座キャンパス
    • 年月日
      2014-06-28
    • 関連する報告書
      2014 実績報告書

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公開日: 2015-01-22   更新日: 2024-03-26  

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