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RNA編集酵素ADARの基質認識機構の解明

研究課題

研究課題/領域番号 14J01433
研究種目

特別研究員奨励費

配分区分補助金
応募区分国内
研究分野 分子生物学
研究機関大阪大学

研究代表者

植村 有里  大阪大学, 特別研究員(DC2)

研究期間 (年度) 2014-04-25 – 2016-03-31
研究課題ステータス 採択後辞退 (2015年度)
配分額 *注記
1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
2015年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
2014年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
キーワード遺伝子 / 転写後修飾 / イノシン / RNA編集
研究実績の概要

A-to-I RNA編集は、RNA配列の網羅的解析により編集部位が同定されるようになった。しかしながら、責任酵素であるADARsが、それぞれの生体内の編集部位をどのように認識し、区別しているのか未解明である。これは、ADAR1とADAR2はそれぞれ特定の配列に対する嗜好性があるものの、ある程度補完しあえる複雑性にも起因する。また、生化学的解析では編集活性を示さないADAR3については、生体内でのターゲット部位を含め、その存在意義は全く不明である。そこで本研究では、各ADARに結合するRNAと結合部位を1塩基レベルで同定し、ADARの基質認識機構の解明と、特にADAR3の生理的役割を明らかにすることを目的として、研究を開始した。まず、ADAR1,2,3 各酵素を安定的に発現する細胞株を作成した。これらに対してPAR-CLIP法を実施し、結合RNAを同定することに成功した。その後、これらの基質にRNA編集が生じていることを、確認した。また、ADAR1,2をノックダウンした細胞を用いてRNA-seqによる網羅的な編集部位の探索、編集効率の比較を行った。その結果、ADAR3は編集活性を持たず、更にADAR1,2の活性にも影響しないことが示唆された。以上のように計画通り研究が進展しており、現在ADAR3が不活性である理由を更に解析中である。

現在までの達成度 (段落)

翌年度、交付申請を辞退するため、記入しない。

今後の研究の推進方策

翌年度、交付申請を辞退するため、記入しない。

報告書

(1件)
  • 2014 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2015 2014

すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 1件、 謝辞記載あり 1件)

  • [雑誌論文] Cross-Linking and Immunopresipitation of Nuclear RNA-Binding Proteins2015

    • 著者名/発表者名
      Li,Q., Uemura,Y., Kawahara,Y.
    • 雑誌名

      Methods in Molecular Biology

      巻: 1262 ページ: 247-263

    • DOI

      10.1007/978-1-4939-2253-6_15

    • ISBN
      9781493922529, 9781493922536
    • 関連する報告書
      2014 実績報告書
    • 査読あり / 謝辞記載あり
  • [雑誌論文] RNA代謝と神経変性2014

    • 著者名/発表者名
      植村有里, 河原行郎
    • 雑誌名

      Brain Medical

      巻: 26(3) ページ: 209-215

    • 関連する報告書
      2014 実績報告書

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公開日: 2015-01-22   更新日: 2024-03-26  

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