研究課題/領域番号 |
14J01446
|
研究種目 |
特別研究員奨励費
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 国内 |
研究分野 |
社会福祉学
|
研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
佐藤 桃子 大阪大学, 人間科学研究科, 特別研究員(DC2)
|
研究期間 (年度) |
2014-04-25 – 2016-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
|
配分額 *注記 |
1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
2015年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
2014年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
|
キーワード | 子ども家庭福祉 / 社会的養護 / デンマーク / 国際比較 / 利用者参加 / ソーシャルワーク / 国際情報交換 |
研究実績の概要 |
本研究では、子ども家庭福祉分野におけるソーシャルワークと家族を支援する仕組みに注目し、デンマークと日本の子ども家庭福祉分野を対象に研究を行ってきた。 本年度は前年度までの調査結果の分析とともに、デンマークの行政資料等の文献調査を行い、デンマークの社会的養護における予防的ケアの位置づけ、親への支援が重要視される背景などをふまえて研究結果をまとめた。デンマークの予防的ケアについて執筆した「子ども家庭福祉分野における親支援について―デンマークのATAプログラムにみる在宅支援の可能性―」が子ども虐待防止学会の学会誌『子どもの虐待とネグレクト』に掲載された。また、予防的ケアと親への支援の重要性について、デンマークの事例を用いて日本地域福祉学会第29回大会(東北福祉大学・6月)で口頭発表を行った。 また2016年2月にデンマークに滞在し、ソーシャルワーカーを対象に社会的養護分野の聞き取り調査を行った。移民の増加や虐待への対応強化の現状を受けて、関係機関の連携と早期発見のためのシステムについて知見を得た。 さらに保育サービス分野について、保育分野における利用者参加についての分析と考察を行った。2015年6月~7月に開催された5th EMES International Research Conference(フィンランド)では、親を保育の消費者ではなく「共同生産者」とする仕組みが保育サービスを支えているデンマークの仕組みについてポスター発表を行った。学会では保育サービスや社会サービスにおける利用者参加について各国の研究者と意見交換を行った。日本の保育サービスの現状を踏まえて、子育て支援としてのデンマークの保育サービスについて、今後の研究でより詳細に分析を行っていく。
|
現在までの達成度 (段落) |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
|
今後の研究の推進方策 |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
|