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シンク能向上のためのエンドサイトーシス活性化機構の解明

研究課題

研究課題/領域番号 14J01701
研究種目

特別研究員奨励費

配分区分補助金
応募区分国内
研究分野 遺伝育種科学
研究機関東京大学

研究代表者

黄 嘉禾  東京大学, 特別研究員(DC2)

研究期間 (年度) 2014-04-25 – 2016-03-31
研究課題ステータス 採択後辞退 (2015年度)
配分額 *注記
2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
2015年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
2014年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
キーワード小胞形成 / エンドサイトーシス / ショ糖吸収
研究実績の概要

今年度までの予備実験の結果から,エンドサイトーシスがショ糖処理時に活性化し,DRP2の相互作用分子が変化すること,そしてDRP2がエンドサイトーシスにおいて重要な役割を果たすことを明らかにした.DRP2以外の植物におけるエンドサイトーシス機構に関与する分子を明らかにし,その中からエンドサイトーシス活性化のための鍵因子を同定するため,今年度は以下の解析を行った.
予備実験の結果から,ショ糖処理によりDRP2を抗原とした共免疫沈降物が変化することが明らかになっていた.この共免疫沈降物から質量分析により含有タンパク質を同定するにあたり,多種のタンパク質の検出と擬陽性の低減の両立を目指し,抽出条件の検討を行った..その結果,当初ルビスコなどの夾雑物と考えられる分子が多く検出されていたが,そのような傾向を低減することが出来た.
上記の条件検討から得られた最適条件でDRP2及び単体のGFPを抗原として共免疫沈降と質量分析を三回試行し, 検出された165種のタンパク質についてそのドメイン構造と既知のエンドサイトーシス関連分子との共発現データから選抜を行い,35種のタンパク質を活性化分子候補とした.
以上の解析により得た35種の活性化分子候補について,具体的な機能解析を行う前にエンドサイトーシスへの関与を確認するため細胞内局在解析と既知のエンドサイトーシス関連分子との結合性を確認した.その結果,いくつかの分子がエンドサイトーシスに関与することが確かめられた.
本年度の研究結果から,今後本手法を進めていくための基礎的な実験基盤が確立した.また,本計画の目的であるエンドサイトーシス活性化機構を解明する端緒を開く分子候補が得られた.

現在までの達成度 (段落)

翌年度、交付申請を辞退するため、記入しない。

今後の研究の推進方策

翌年度、交付申請を辞退するため、記入しない。

報告書

(1件)
  • 2014 実績報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて 2015 2014

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件、 オープンアクセス 1件、 謝辞記載あり 1件) 学会発表 (2件)

  • [雑誌論文] Arabidopsis dynamin-related proteins, DRP2A and DRP2B, function coordinately in post-Golgi trafficking2015

    • 著者名/発表者名
      Jiahe Huang, Masaru Fujimoto, Masayuki Fujiwara, Yoichiro Fukao, Shin-ichi Arimura, Nobuhiro Tsutsumi
    • 雑誌名

      Biochemical and Biophysical Research Communications

      巻: 1 号: 1 ページ: 238-244

    • DOI

      10.1016/j.bbrc.2014.11.065

    • 関連する報告書
      2014 実績報告書
    • 査読あり / オープンアクセス / 謝辞記載あり
  • [学会発表] ポストゴルジ膜交通におけるシロイヌナズナのダイナミン様タンパク質DRP2の機能2014

    • 著者名/発表者名
      黄 嘉禾 ,藤本 優 ,藤原 正幸 ,深尾 陽一朗 ,有村 慎一 ,堤 伸浩
    • 学会等名
      日本育種学会
    • 発表場所
      南九州大学
    • 年月日
      2014-09-26 – 2014-09-27
    • 関連する報告書
      2014 実績報告書
  • [学会発表] Arabidopsis Dynamin-Related Proteins, DRP2A and DRP2B, function coordinately in post-Golgi trafficking2014

    • 著者名/発表者名
      Jiahe Huang, Masaru Fujimoto, Masayuki Fujiwara, Yoichiro Fukao, Shin-Ichi Arimura, Nobuhiro Tsutsumi
    • 学会等名
      The 25th International Conference on Arabidopsis Research (ICAR)
    • 発表場所
      The University of British Columbia
    • 年月日
      2014-07-28 – 2014-08-01
    • 関連する報告書
      2014 実績報告書

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公開日: 2015-01-22   更新日: 2024-03-26  

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