研究課題/領域番号 |
14J02075
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研究種目 |
特別研究員奨励費
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 国内 |
研究分野 |
計算機システム
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
表 祐志 筑波大学, システム情報系, 特別研究員(PD)
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研究期間 (年度) |
2014-04-25 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
中途終了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
2015年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
2014年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
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キーワード | 仮想マシンモニタ / システム管理 / BitVisor |
研究実績の概要 |
平成27年度では,仮想ハードウェアを用いない仮想マシンモニタを使って,汎用 OS である Linux のライブマイグレーションを行う仕組みを実装した.現段階では,仮想マシンモニタの実装を簡易化するために,対象となる Linux で利用可能なデバイスの種類を限定し,特定のデバイス上でのライブマイグレーションのみ対応している.しかし,いくつかの複雑な挙動を行うデバイスに対応する過程で,デバイスに関係なく常に必要となる要素を整理することが出来た.また,デバイスの仮想化を用いないことによって生まれる実装コストや制約に関する議論も行うことが出来た.実装したシステムに関して性能評価を行い,既存の仮想化を行う仮想マシンモニタと比較を行い,アプリケーションなどの高速化が行えることを確認した.これらの研究成果は査読付き国際会議で採択され,発表予定である.
一方,別の観点から,仮想化をごく限定的に採用することで,実装コストを抑えつつも,既存の仮想マシンモニタより高い実行時性能を提供するライブマイグレーションを実現するための実装を行った.基本的にはデバイスの仮想化を避けつつ,ごく部分的に準仮想化の仕組みを取り入れることで,ライブマイグレーションの実装コストの軽減を図った.いくつかの性能評価の結果,既存の仮想マシンモニタよりも性能が向上する可能性があるという結果が得られた.こちらの研究内容も実験と学会等での議論を重ね論文化を検討している.
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現在までの達成度 (段落) |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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