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骨折治癒及び異所性骨化過程における免疫系による骨形成機構の解析

研究課題

研究課題/領域番号 14J03013
研究種目

特別研究員奨励費

配分区分補助金
応募区分国内
研究分野 機能系基礎歯科学
研究機関東京大学

研究代表者

小野 岳人  東京大学, 医学系研究科, 特別研究員(PD)

研究期間 (年度) 2014-04-25 – 2016-03-31
研究課題ステータス 完了 (2015年度)
配分額 *注記
2,270千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2014年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
キーワード骨免疫学 / 免疫 / 骨形成 / IL-17 / γδT細胞 / 炎症 / サイトカイン
研究実績の概要

骨吸収の免疫系による制御の研究が近年著しく進展してきた一方、免疫系による骨形成メカニズムには不明な点が多い。本研究では免疫系による骨折治癒と異所性骨化の制御メカニズムの解析を行った。平成27年度には以下の研究成果を得た。
【1】免疫系による骨折治癒制御
骨折治癒過程ではγδT細胞、特にVγ6陽性細胞がIL-17の主たる産生源であった。γδT細胞を欠損するマウスでは野生型マウスと比較して治癒が遅延していた。以上の研究成果をNature Communications誌に発表した(Ono, Nat. Commun., 2016)。
【2】免疫系による異所性骨化制御
マウスの骨格筋損傷時に局所で発現が上昇するサイトカインの検討を行った。この中で最も発現の高いサイトカインに対する中和抗体を投与し、異所性骨化が抑制されるかを検討した。また、マウスの損傷骨格筋から間葉系細胞を単離、サイトカイン存在下で培養し、骨形成を評価する系を確立した。今後、これらの検討を継続し、免疫系による異所性骨化の制御メカニズムを明らかにする。

現在までの達成度 (段落)

27年度が最終年度であるため、記入しない。

今後の研究の推進方策

27年度が最終年度であるため、記入しない。

報告書

(2件)
  • 2015 実績報告書
  • 2014 実績報告書
  • 研究成果

    (15件)

すべて 2016 2015 2014 その他

すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 1件、 オープンアクセス 1件) 学会発表 (9件) (うち国際学会 1件) 図書 (2件) 備考 (1件)

  • [雑誌論文] IL-17-producing γδ T cells enhance bone regeneration2016

    • 著者名/発表者名
      Ono T, et al.
    • 雑誌名

      Nat Commun

      巻: 7 号: 1 ページ: 10928-10928

    • DOI

      10.1038/ncomms10928

    • 関連する報告書
      2015 実績報告書
    • 査読あり / オープンアクセス
  • [雑誌論文] 骨免疫学-オーバービュー-2016

    • 著者名/発表者名
      小野 岳人 高柳 広
    • 雑誌名

      Clinical calcium

      巻: 26

    • 関連する報告書
      2015 実績報告書
  • [雑誌論文] IL-172015

    • 著者名/発表者名
      小野 岳人 高柳 広
    • 雑誌名

      骨ペディア

      巻: なし ページ: 216-217

    • 関連する報告書
      2015 実績報告書
  • [学会発表] γδT細胞によるIL-17を介した骨再生促進作用2016

    • 著者名/発表者名
      小野 岳人 岡本 一男 中島 友紀 高柳 広
    • 学会等名
      第2回日本骨免疫学会
    • 発表場所
      沖縄
    • 年月日
      2016-07-06
    • 関連する報告書
      2015 実績報告書
  • [学会発表] IL-17-producing gd T cells enhance bone fracture healing2016

    • 著者名/発表者名
      Takeshi Nitta, Takehito Ono, Kazuo Okamoto and Hiroshi Takayanagi
    • 学会等名
      Gamma Delta Conference 2016
    • 発表場所
      King's college London
    • 年月日
      2016-06-16
    • 関連する報告書
      2015 実績報告書
    • 国際学会
  • [学会発表] IL-17産生γδT細胞は骨折治癒を促進する2016

    • 著者名/発表者名
      小野 岳人 岡本 一男 中島 友紀 高柳 広
    • 学会等名
      第37回日本炎症・再生医学会
    • 発表場所
      京都
    • 年月日
      2016-06-16
    • 関連する報告書
      2015 実績報告書
  • [学会発表] IL-17は骨折治癒過程で骨形成を促進する2015

    • 著者名/発表者名
      小野 岳人 岡本 一男 高柳 広
    • 学会等名
      第2回JCRベーシックリサーチカンファレンス
    • 発表場所
      東京大学
    • 年月日
      2015-10-02
    • 関連する報告書
      2015 実績報告書
  • [学会発表] IL-17産生T細胞は骨折治癒を促進する2015

    • 著者名/発表者名
      小野 岳人 岡本 一男 高柳 広
    • 学会等名
      第16回運動器科学研究会
    • 発表場所
      鹿児島県
    • 年月日
      2015-09-08
    • 関連する報告書
      2015 実績報告書
  • [学会発表] IL-17A産生T細胞は骨折治癒を促進する2015

    • 著者名/発表者名
      小野 岳人, 岡本 一男, 高柳 広
    • 学会等名
      第1回骨免疫学会
    • 発表場所
      沖縄
    • 年月日
      2015-06-30 – 2015-07-02
    • 関連する報告書
      2014 実績報告書
  • [学会発表] IL-17A産生T細胞は骨折治癒を促進する2015

    • 著者名/発表者名
      小野 岳人 岡本 一男 高柳 広
    • 学会等名
      第1回日本骨免疫学会
    • 発表場所
      沖縄県 宮古島
    • 年月日
      2015-06-30
    • 関連する報告書
      2015 実績報告書
  • [学会発表] T lymphocytes facilitate bone fracture healing2015

    • 著者名/発表者名
      Takehito Ono, Kazuo Okamoto and Hiroshi Takayanagi
    • 学会等名
      第15回東京大学生命科学シンポジウム
    • 発表場所
      東京大学
    • 年月日
      2015-06-27
    • 関連する報告書
      2015 実績報告書
  • [学会発表] 大腿骨損傷後の骨再生におけるIL-17産生T細胞の役割2014

    • 著者名/発表者名
      小野 岳人, 岡本 一男, 高柳 広
    • 学会等名
      第35回日本炎症・再生医学会
    • 発表場所
      沖縄
    • 年月日
      2014-07-01 – 2014-07-05
    • 関連する報告書
      2014 実績報告書
  • [図書] 骨ペディア2015

    • 著者名/発表者名
      小野 岳人, 高柳 広
    • 総ページ数
      2
    • 出版者
      羊土社
    • 関連する報告書
      2014 実績報告書
  • [図書] カレントテラピー2014

    • 著者名/発表者名
      小野 岳人, 高柳 広
    • 総ページ数
      7
    • 出版者
      ライフメディコム
    • 関連する報告書
      2014 実績報告書
  • [備考] 東京大学大学院医学系研究科 免疫学 高柳研究室

    • URL

      http://osteoimmunology.com/index.html

    • 関連する報告書
      2015 実績報告書

URL: 

公開日: 2015-01-22   更新日: 2024-03-26  

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