研究課題/領域番号 |
14J03244
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研究種目 |
特別研究員奨励費
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 国内 |
研究分野 |
知能ロボティクス
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
ピョ ユンソク 九州大学, システム情報科学府, 特別研究員(DC2)
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研究期間 (年度) |
2014-04-25 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
2015年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
2014年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
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キーワード | Intelligent room / Sensor network / Robot Operating System / Service robot / Task management / Online motion planning / Position measurement / Sensor fusion |
研究実績の概要 |
ROS-TMSのタスクスケジューラにおいて,ROS-TMS と親和性の高い効率的なタスク記述法を新たに開発し,その有効性を実機実験により検証を行った。まず,情報構造化環境において,多様なロボットに対しその作業設計ができる,柔軟で汎用性の高い作業情報構造化アーキテクチャを提案した.タスク設計では,プログラムの再利用性を高め,システムの命令系統を統一するために,ロボットのタスクを,タスク間で共有できるサブタスクの集合として定義した.さらに,ROS-TMS に作業情報構造化の概念を導入するため,ロボットプランニングモジュール内でサブタスクを実装してロボットのハードウェア構成の差異を吸収,これより上位のモジュールではロボットに依存しない情報を扱える機構を構築した.タスク管理では,ROS-TMS の上位モジュールとしてタスクスケジューラモジュールを構築した.ここでは,設計したタスクを一意に管理するために,新たなタスク記述法を定義し,データベースと連携しながらタスク実行マシンSMACH を介してそれを遂行する一連の機構を構築した.開発したシステムに対し,実機実験により,提案したシステムの有効性を示した.ここまでの成果は,本研究のシステムをROS-TMSと名付け公開している.(https://github.com/irvs/ros_tms/wiki/).また,ROS-TMSでは,汎用ロボットOSであるROS (Robot Operating System)を用いて情報ネットワークを構築している.ROSはロボットと搭載されたセンサ間の通信,およびロボット間の通信を目的に開発されたOSであるが,本研究ではこれを拡張し,多くのセンサノードや処理ノード間で接続を柔軟に組み替え可能な情報ネットワークのアーキテクチャとして利用した.
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現在までの達成度 (段落) |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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