• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

標的既知化合物ライブラリーを用いたマウス原始線条形成遺伝子の網羅的探索

研究課題

研究課題/領域番号 14J04687
研究種目

特別研究員奨励費

配分区分補助金
応募区分国内
研究分野 生物系薬学
研究機関東京医科歯科大学

研究代表者

出来 誉恵 (2016)  東京医科歯科大学, 大学院医歯学総合研究科発生再生生物学分野, 特別研究員(DC1)

有馬 誉恵 (2014-2015)  東京医科歯科大学, 医歯学総合研究科発生再生生物学分野, 特別研究員(DC1)

研究期間 (年度) 2014-04-25 – 2017-03-31
研究課題ステータス 完了 (2016年度)
配分額 *注記
2,800千円 (直接経費: 2,800千円)
2016年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
2015年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
2014年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
キーワードシグナル伝達 / 初期胚発生 / 原始線条
研究実績の概要

初期胚発生は受精卵が分裂を繰り返しながら複雑な形を構築していく過程である。この制御機構の破綻は奇形や先天性疾患の原因となることが報告されている。しかし、哺乳動物の初期胚発生は子宮内で進行するため解析することが難しく、未だ不明な点が多く残されている。なかでも、三胚葉誘導に必須のプロセスである原始線条形成を制御する分子メカニズムには不明な点が多く、原始線条形成に関わる分子の網羅的な解析は行われていない。これまでに我々は、ES細胞三次元培養系を用いた薬剤スクリーニングが、初期胚発生における薬剤の胎児毒性や催奇形性の評価に有効であることを明らかにしている(PLOS One, 2015)。本研究では、このES細胞三次元培養系を用いて標的既知化合物ライブラリーのスクリーニングを行い、原始線条形成の分子メカニズムを解明することを目的とした。ES細胞三次元培養系を用いて、東京医科歯科大学が保有する1,600種類の標的既知化合物ライブラリーのスクリーニングを行った結果、HMG-CoA reductase(HMGCR)阻害剤のスタチンを含む15種類の候補化合物を同定した。また、HMGCRの下流経路にはコレステロール合成やタンパク質ゲラニルゲラニル化、タンパク質ファルネシル化が存在するが、原始線条形成においてはタンパク質ファルネシル化経路が主要な役割を担う事を明らかにした。 スタチンはコレステロール低下薬として汎用される一方で四肢や神経系への催奇形性や胎児毒性が知られているが、 催奇形性の分子機構は不明である。それゆえ、本研究成果はスタチン催奇形性機構の分子メカニズムの解明に貢献するものと期待される。

現在までの達成度 (段落)

28年度が最終年度であるため、記入しない。

今後の研究の推進方策

28年度が最終年度であるため、記入しない。

報告書

(3件)
  • 2016 実績報告書
  • 2015 実績報告書
  • 2014 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2016

すべて 雑誌論文 (1件) (うち国際共著 1件、 査読あり 1件、 オープンアクセス 1件)

  • [雑誌論文] The mevalonate pathway regulates primitive streak formation via protein farnesylation2016

    • 著者名/発表者名
      Okamoto-Uchida Y, Yu R, Miyamura N, Arima N, Ishigami-Yuasa M, Kagechika H, Yoshida S, Hosoya T, Nawa M, Kasama T, Asaoka Y, Alois RW, Elling U, Penninger JM, Nishina S, Azuma N, Nishina H
    • 雑誌名

      Scientific Reports

      巻: 6 号: 1 ページ: 37697-37697

    • DOI

      10.1038/srep37697

    • 関連する報告書
      2016 実績報告書
    • 査読あり / オープンアクセス / 国際共著

URL: 

公開日: 2015-01-22   更新日: 2024-03-26  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi