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悪性脳腫瘍におけるゲノムーエピゲノムのクロストークを標的とした新規治療の開発

研究課題

研究課題/領域番号 14J05580
研究種目

特別研究員奨励費

配分区分補助金
応募区分国内
研究分野 脳神経外科学
研究機関名古屋大学

研究代表者

大岡 史治  名古屋大学, 医学系研究科, 特別研究員(PD)

研究期間 (年度) 2014-04-25 – 2015-03-31
研究課題ステータス 完了 (2014年度)
配分額 *注記
1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2014年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
キーワードエピゲノム解析 / 脳腫瘍マウスモデル
研究実績の概要

当該年度は複数種の遺伝子改変マウスを交配することで脳腫瘍自然発生マウスモデルを樹立した。樹立したマウスモデルは生後約3-4ヶ月で脳腫瘍を形成することが確認でき、脳腫瘍細胞を回収、解析する技術も確立した。また本マウスモデルでは遺伝子変異細胞がGFP陽性となることからFACSセルソーティング法を用いて腫瘍形成過程における複数のタイミングでGFP陽性となる前腫瘍細胞を回収する技術を確立することができた。これらの確立した技術により、腫瘍細胞と前腫瘍細胞からDNA,RNAを回収し、網羅的な遺伝子発現解析、DNAメチル化解析、遺伝子変異解析等を行っており、今後詳細な解析が必要である。現時点で腫瘍形成過程において著明に発現変化を示す遺伝子群、また遺伝子異常を示す遺伝子群を同定することができた。
本研究で腫瘍形成に寄与していると考え注目しているEZH2のコンディショナルノックアウトマウスを本マウスモデルに交配することでEZH2の腫瘍形成に及ぼす影響についての解析も開始した。今後EZH2ノックアウト脳腫瘍発生マウスモデルを樹立し、その腫瘍形成能について解析することが必要である。EZH2ノックアウト脳腫瘍発生マウスモデルから経時的にGFP陽性細胞を回収、解析し、上記EZH2野生型脳腫瘍マウスモデルの結果と比較することが今後の課題である。以上の解析によりEZH2の治療標的としての有用性をより詳細に評価できると期待している。

現在までの達成度 (段落)

26年度が最終年度であるため、記入しない。

今後の研究の推進方策

26年度が最終年度であるため、記入しない。

報告書

(1件)
  • 2014 実績報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて 2014

すべて 学会発表 (3件)

  • [学会発表] 二次性膠芽腫マウスにおける経時的なクロマチンリモデリングによるエピゲノム変化2014

    • 著者名/発表者名
      大岡史治
    • 学会等名
      第32回日本脳腫瘍学会学術集会
    • 発表場所
      シェラトン・グランデ・トーキョーベイホテル(千葉県浦安市)
    • 年月日
      2014-12-07 – 2014-12-09
    • 関連する報告書
      2014 実績報告書
  • [学会発表] 膠芽腫の悪性転化に関わるエピゲノム異常を標的とした新規治療戦略の検討2014

    • 著者名/発表者名
      大岡史治
    • 学会等名
      日本脳神経外科学会第73回学術総会
    • 発表場所
      グランドプリンスホテル新高輪(東京都港区)
    • 年月日
      2014-10-09 – 2014-10-11
    • 関連する報告書
      2014 実績報告書
  • [学会発表] GBM形成に重要な役割を果たすエピゲノム異常の蓄積2014

    • 著者名/発表者名
      大岡史治
    • 学会等名
      第73回日本癌学会学術総会
    • 発表場所
      パシフィコ横浜(神奈川県横浜市)
    • 年月日
      2014-09-25 – 2014-09-28
    • 関連する報告書
      2014 実績報告書

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公開日: 2015-01-22   更新日: 2024-03-26  

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