研究課題/領域番号 |
14J05921
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研究種目 |
特別研究員奨励費
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 国内 |
研究分野 |
機能物性化学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
丹波 俊輔 大阪大学, 産業科学研究所, 特別研究員(PD)
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研究期間 (年度) |
2014-04-25 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2014年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | テトラゾロピリジン / ポリマー / ヘテロ芳香族化合物 / ホール輸送特性 / 有機電界効果トランジスタ / 半導体材料 / 紫外線吸収材 / 蛍光材料 / ピリジン / 重合反応 / 有機半導体 |
研究実績の概要 |
π共役系高分子は,有機薄膜太陽電池や有機トランジスタ等の有機半導体材料として広く研究されている。この分野において,ベンゼン環に窒素原子を含むピリジン骨格はn型半導体材料の主骨格としても広く研究されている。一方,我々が注目したのはこのピリジン骨格から容易に誘導されるテトラゾロピリジン骨格である。この骨格は生理活性物質の部分構造としてよく知られているが,半導体材料へ応用した例はない。最近我々は5,8-ジアリールテトラゾロピリジンおよび,ジチエノテトラゾロピリジンの合成法を確立し,これらの化合物に対し両端にビチオフェン骨格を導入することでp型の有機半導体材料として機能することを報告している。 本年の研究では,ジチエニルテトラゾロピリジンおよび,ジチエノテトラゾロピリジンをアクセプターユニットとして用いた共重合体の合成に成功したので報告する。パラジウム触媒存在下,ジチエニルテトラゾロピリジンとスタニルフルオレンのスティレカップリング重合が進行し目的とするポリマーを65%の収率で得た(Mn=10,200)。またジチエノテトラゾロピリジンを骨格中に持つポリマーも同様の方法で得られた。これらについて,熱分析を行った結果,縮環構造を持つテトラゾロピリジン骨格でより熱的な安定性が高いことが示された。これら骨格を部分構造として持つπ共役系の半導体特性についての評価も行い,HOMO順位が低い化合物でより高移動度を示し,移動度を示さなかった化合物では膜表面の凹凸も大きかった。
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現在までの達成度 (段落) |
28年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
28年度が最終年度であるため、記入しない。
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