研究課題/領域番号 |
14J06567
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研究種目 |
特別研究員奨励費
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 国内 |
研究分野 |
社会学
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研究機関 | 一橋大学 |
研究代表者 |
田口 ローレンス吉孝 一橋大学, 大学院社会学研究科, 特別研究員(DC1)
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研究期間 (年度) |
2014-04-25 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
2,900千円 (直接経費: 2,900千円)
2016年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
2015年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
2014年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
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キーワード | アメラジアン / ハーフ / 混血児 / ミックス / 人種編成 / 人種 / エスニシティ / 国際社会学 / 社会編成論 |
研究実績の概要 |
これまでの史資料調査・インタビューデータ調査で得られた成果を元に、人種編成論の枠組みから戦後日本社会における「日本人」/「外国人」の人種化の作用と当事者のエージェンシーに関する分析を進めた。この過程で、データの補足調査(沖縄・大阪)を随時行った。 まずは、これまで公文書館や地方図書館、国会図書館、外務省外交史料館、新聞アーカイブなどで得られた史資料をもとに、戦後日本社会において「日本人」と「外国人」がいかにイデオロギー的・法的に人種化されていったのかに焦点を当てることで、この二分法から不可視化される「混血」や「ハーフ」への人種化の作用と効果を分析した。その上で、これまでのフィールド調査や当事者団体への参与観察等によって得られた42名のインタビューデータを用いてライフストーリー分析を行い、ミクロレベルの人種化の実態と当事者のエージェンシーの諸相を分析した。 また、これらの研究成果を学会で報告・発表した。『一橋社会科学』では第8号に投稿論文が掲載された(「現代日本社会の「ハーフ」をめぐるライフストーリー分析――コンネルの制度論による家族・学校・職場・街頭に関する考察――」2016年12月)。また、『社会学評論』への投稿ではA評価を受け、2017年9月(270号)に掲載決定した。『歴史学研究』においては独創的な研究が評価され、現在は二度目の査読をもとに再投稿中である。 2016年10月8日―9日に開催された第89回日本社会学会大会の研究活動委員会企画テーマセッション【2】(「移民第二世代」への社会学的アプローチ)において「日本社会の『ハーフ』をめぐる家族・学校・労働市場・街頭 コンネルのレジーム理論によるライフストーリー分析」のタイトルでプロジェクターによる報告を行った。
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現在までの達成度 (段落) |
28年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
28年度が最終年度であるため、記入しない。
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