研究課題/領域番号 |
14J06777
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研究種目 |
特別研究員奨励費
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 国内 |
研究分野 |
教育学
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
谷口 京子 広島大学, 国際協力研究科, 特別研究員(PD)
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研究期間 (年度) |
2014-04-25 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
2015年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
2014年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
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キーワード | 学校経営 / コミュニティ参加 / 生徒の成績 / マラウイ / サブサハラ・アフリカ |
研究実績の概要 |
今年度中に行ったことは、現地調査、分析、国際的な雑誌への論文投稿であった。 現地調査は、2015年8月から9月にかけて、マラウイにて現地調査を行った。これまでまだ分析されていなかった学校運営委員会のコミュニティメンバーの属性や地域の特性、効果的な学校経営の要素について、調査を行った。 分析は、(1)コミュニティ参加が積極的な学校の特徴と(2)効果的な学校経営の要素について行った。コミュニティの学校経営への参加は、①歴史的な背景、②地域の特性、③外部からの刺激が関係していた。歴史的な背景は、地域に学校が建てられる時点から今までの背景が関係していた。地域の特性は、地域が独自に持つ特性がコミュニティの学校に対する考え方に影響していた。外部からの刺激は、NGOや援助機関などの外部からの刺激が、コミュニティが学校経営に積極的になるきっかけになっていた。 効果的な学校経営の要素は、校長や教員が、生徒の成績、特に国家試験に合格するために努力していることが大きな効果的な学校経営であった。具体的には、補習授業などを行い授業時間の確保、国家試験の学年の保護者との懇談、教員同士での勉強会などを行っていた。葬式、悪天候、病気、家族の世話などのために学校を欠席してもその分の授業を朝、午後、夜間など時間を新たに設定して行っていた。模擬テスト後には、保護者との懇談会を実施し、生徒の成績を話し合う機会を設けていた。教員間で、授業研究や教材研究も行っていた。 これまでの分析結果を英語で論文にし、当該分野で国際的に権威のある雑誌International Journal of Educational Developmentに発表した。
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現在までの達成度 (段落) |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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