研究課題
特別研究員奨励費
研究①より、細胞移植後の運動介入が関節軟骨の再生を促進させることを示唆する結果として、国際誌PLOS ONEに成果をまとめ、報告した。2016年3月に受理された。研究②では、細胞移植後に低出力超音波刺激介入を行うことが、骨軟骨欠損の修復に影響を及ぼすかを組織学的手法およびマイクロCTによる骨密度評価より行った。その結果、細胞移植したことによる軟骨再生スコアの改善は見られたものの、細胞移植と低出力超音波刺激を併用することによる再生スコアの改善促進効果は限局的なものであった。しかし、欠損部の軟骨下骨の修復を骨密度にて評価したところ、低出力超音波を照射しない群に比べて早期に欠損部の修復が見られた。このことから、細胞移植に低出力超音波を併用することにより、骨軟骨複合体の修復を促進する効果があることが示唆された。本研究の結果をまとめたものを、国際誌へと投稿を行った。
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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PLoS One
巻: 11 号: 3 ページ: 1-16
10.1371/journal.pone.0151580