研究課題/領域番号 |
14J07702
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研究種目 |
特別研究員奨励費
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 国内 |
研究分野 |
構造生物化学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
平田 哲也 大阪大学, 生命機能研究科, 特別研究員(DC2)
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研究期間 (年度) |
2014-04-25 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
2015年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
2014年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
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キーワード | GPIアンカー / GARP複合体 / 順行輸送 / 逆行輸送 / ゴルジ体 / エンドソーム / 網羅的解析 / 細胞内輸送 |
研究実績の概要 |
グリコシルホスファチジルイノシトール(GPI)アンカー型蛋白質の輸送機構解明を目的として研究を行った。前年度で報告者は、GPIアンカー型蛋白質の輸送に関与する遺伝子の同定を試みた。その結果、エンドソームからトランスゴルジ網(TGN)への逆行輸送に関わるGARP複合体のサブユニット、VPS51,VPS52,VPS54を同定した。今年度は、GARP複合体のKO細胞におけるGPIアンカー型蛋白質の輸送遅延を過剰発現によりレスキューできる分子の探索を行った。VPS54-KO細胞にcDNAライブラリーを導入し、GPIアンカー型蛋白質の輸送遅延がレスキューされた細胞をセルソータで濃縮し、次世代シークエンサーによりcDNAの配列を決定した。その結果、機能未知の6回膜貫通型蛋白質と予想されるTMEM87Aを同定した。TMEM87Aの過剰発現によりVPS54-KO細胞におけるGPIアンカー型蛋白質及び膜貫通型蛋白質の輸送遅延はレスキューされた。TMEM87Aによる輸送異常のレスキューが直接的であるか間接的であるかを調べるために、VPS54-KO細胞にTMEM87Aを過剰発現させ、コレラ毒素Bサブユニット(CTxB)のTGNへの逆行輸送を解析した。その結果、TMEM87Aの過剰発現によりCTxBの逆行輸送異常がレスキューされた。以上の結果から、TMEM87AによるVPS54KO細胞の順行輸送のレスキューは間接的なものであり、TMEM87Aはエンドソーム-TGN間の逆行輸送経路で機能する分子である可能性が示唆された。GPIアンカーのイノシトール脱アシル化はGPIアンカー型蛋白質の効率的な輸送に必須である。そこで、本年度はGPIイノシトール脱アシル化に関与する分子の同定も行った。ヒト半数体細胞株と次世代シークエンス解析を利用して、GPIイノシトール脱アシル化に関与する遺伝子を同定した。
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現在までの達成度 (段落) |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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