研究課題/領域番号 |
14J08521
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研究種目 |
特別研究員奨励費
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 国内 |
研究分野 |
認知科学
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研究機関 | 早稲田大学 (2015) 東京大学 (2014) |
研究代表者 |
HARING KERSTINSOPHIE (2015) 早稲田大学, 理工学術院, 特別研究員(PD)
HARING KerstinSophie (2014) 東京大学, 工学系研究科, 特別研究員(DC2)
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研究期間 (年度) |
2014-04-25 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
2015年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
2014年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
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キーワード | ヒューマンロボットインタラクション / 文化比較 |
研究実績の概要 |
ロボットはもはやSFの世界だけにとどまらず,学校,自宅,職場,博物館,病院といった我々の身の周りにおいて重要な存在となりつつある.申請者が以前に行った研究では,ヒューマノイド,ペット,サービス,アンドロイドロボットの4種類のロボットに対する知覚を検討したところ,ロボットの外見によってロボットに対する知覚が異なることを明らかにした.さらに昨年度は,オーストラリアと日本におけるロボットに対する知覚の違いについて検討したところ,日本人の参加者は,アンドロイドとの交流後に,アンドロイドに対してあまり擬人化されていないと感じ,知的であると感じなくなった一方で,より安全であると感じることが分かった.オーストラリア人の参加者は,安全性の印象は低いままでも,信頼ゲームを通じて,アンドロイドをより信用できると感じるようになった.本年度の研究も,オーストラリアと日本の参加者を対象に,同じ大きさで外見だけが異なる2つのロボットを使用し,実験参加者に各ロボットとの接触等の交流をさせたところ,ロボットの外見や交流時間によってロボットに対する知覚が変化することが分かった.また別の研究では,短い交流をした場合と外見だけを見た場合では,ロボットに対する知覚が異なることが分かった.これらは,ロボットとの交流やその外見によって人のロボットに対して感じる不気味さを緩和させることを示唆している.これらの研究成果は,複数の国際学会で発表された.
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現在までの達成度 (段落) |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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