研究課題/領域番号 |
14J09114
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研究種目 |
特別研究員奨励費
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 国内 |
研究分野 |
経営学
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研究機関 | 一橋大学 |
研究代表者 |
吉岡(小林) 徹 一橋大学, 大学院商学研究科, 特任講師
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研究期間 (年度) |
2014-04-25 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
2015年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
2014年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
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キーワード | 技術経営 / デザイン・エンジニアリング / 研究開発マネジメント / デザインマネジメント |
研究実績の概要 |
平成26年度に行ったデータ分析とヒアリング調査の結果に加え、平成27年度に行った欧州での国際学会での情報収集結果を踏まえ、理論的な観点から体系化を図った。また、国内3学会、2セミナー、海外1学会で成果の発表を行い、研究者・実務家からの批判を受け、成果の更なる磨き上げと普及を図った。これによって、工業デザイン活動と技術開発活動それぞれを通じて得られる知識が、他方の活動に与えるインタラクションを明らかにすることができた。 結論を要約すると、工業デザイン活動から得られた知識は技術開発活動の成果の質を平均的に高める一方、技術開発活動から得られた知識は工業デザイン活動の成果の質を平均的には低下させるが高いインパクトの成果を生じさせる確率自体は高めていた。これはそれぞれの知識の性質が異なっていることに由来していることに加え、両者を主に担う組織の内部関係によるものであると考えられる。 しかし、当該知識の保有主体である人に着目すると、統計的には例外に留まる少数のmulti-disciplinaryな人材の影響が無視できない。彼らの果たす役割や、そのような人材が登場する背景については本研究では明らかに出来なかった。このように今後の研究課題も発見することができた。
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現在までの達成度 (段落) |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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