研究課題/領域番号 |
14J09647
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研究種目 |
特別研究員奨励費
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 国内 |
研究分野 |
科学社会学・科学技術史
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
松本 篤 東京大学, 情報学環・学際情報学府, 特別研究員(DC2)
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研究期間 (年度) |
2014-04-25 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
2015年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
2014年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
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キーワード | 科学技術社会論 / デザイン民族誌 / メディア・プラクシス / エリシテーション / リエナクトメント / インフラストラクチャー / コミュニティ / アーカイブ / ICT |
研究実績の概要 |
申請者は、「コミュニティ・アーカイブ」とも総称される、市民参加型のアーカイブ実践が世界的に萌芽している状況に注目し、その動向を動態的に捉えるためのメディア・デザイン的な研究に取り組んできた。平成27年度は、とりわけ「エリシテーション」とよばれる視聴覚資料の視聴をとおしたインタビュー調査方法と、参加型アーカイブのデザイニングの接点を、以下の2つのアプローチから探究した。
1)エリシテーションの理論的精緻化:海外・国内の文化人類学、社会学におけるエリシテーションと呼ばれる調査方法の理論と実践、およびその応用に関する文献の調査を行った。また、それと並行して、コミュニティ・アーカイブの国内外の実態を把握するための文献調査を行った。そして、図書館や公文書館が牽引してきた従来のアーカイブ構築と、今日のコミュニティ・アーカイブと呼ばれる市民参加型のメディア実践を、「情報」や「知識」の生産・受容の有り様から捉え直した分析と考察を行い、その成果を書籍、および国内の学会やシンポジウム等で発表した。
2)エリシテーションのデザイニング:昭和14年頃に撮影された16ミリフィルムのデジタル化(ハイビジョン)、および、撮影の被写体となった高等女学校生へのエリシテーションを計5回実施した。想起や語りといった情報を効果的に取得するためのツール作成、質問項目の設定、音声・映像記録機材の適性など、調査の目的とその方法の精緻化をすすめた。なお、エリシテーションの実施に際しては、岐阜県立大垣北高等学校、NPO法人記録と表現とメディアのための組織、情報科学芸術大学院大学教員、その他多くの関係者に多大なる協力を得た。
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現在までの達成度 (段落) |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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