研究課題/領域番号 |
14J11603
|
研究種目 |
特別研究員奨励費
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 国内 |
研究分野 |
教育学
|
研究機関 | 東京学芸大学 |
研究代表者 |
塚原 健太 東京学芸大学, 連合学校教育学研究科, 特別研究員(DC2)
|
研究期間 (年度) |
2014-04-25 – 2016-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
|
配分額 *注記 |
1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
2015年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
2014年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
|
キーワード | カリキュラム / 教師の専門性 / 唱歌科 / 音楽科 / 専科教師 / カリキュラム開発 / 教師教育 / 教師の力量形成 |
研究実績の概要 |
本年度は主に、1.大正新教育期の唱歌科におけるカリキュラム開発の背景に関する資料収集と分析、2.唱歌専科教師によるカリキュラム開発とそれに伴う専門的な専門性形成に関する事例研究に取り組んだ。
1.大正新教育期の唱歌科におけるカリキュラム開発の背景に関する資料収集と分析 本研究で扱う個別事例の位置づけや、大正新教育期の唱歌科におけるカリキュラム開発の背景的要因を検討するために、昨年度に行った教育関係雑誌および音楽教育関係雑誌の悉皆調査を基に、記事の分析を行った。また、引き続き『教育関係雑誌目次集成』などの目録や、大学などの図書館に所収されていない音楽教育関係雑誌を収集した。その結果、全国の図書館からは全号を収集できなかった『唱歌と遊戯の研究』(後の『音楽と遊戯』)の全号を入手することができた。
2.唱歌専科教師によるカリキュラム開発とそれに伴う専門性形成に関する事例研究 次の(1)~(3)の事例について、唱歌科カリキュラム開発に携わった教師の著書や雑誌記事などの個人資料、および彼らが所属していた学校の関係資料を収集した。特に(1)では、全校のカリキュラム研究態勢における、低学年教育担任教師と唱歌専科教師との協働の実態を検討し、その成果の一部を論文にまとめた。また、(2)については、唱歌専科教師による生活単元カリキュラム開発の特質を全校での研究課題との関連で検討し、学会で報告した。さらに(3)についても論文を執筆し、現在、学会誌に投稿中である。 (1)東京女子高等師範学校附属小学校で唱歌専科教師を務めた玉村なみ、(2)岡崎師範学校附属小学校で主に唱歌科の実践研究に取り組んだ山田信義、(3)長野県および兵庫県の公立学校で唱歌専科教師を務めた北村久雄
|
現在までの達成度 (段落) |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
|
今後の研究の推進方策 |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
|