研究課題/領域番号 |
14J12621
|
研究種目 |
特別研究員奨励費
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 国内 |
研究分野 |
医用システム
|
研究機関 | 桐蔭横浜大学 |
研究代表者 |
椎葉 倫久 桐蔭横浜大学, 工学研究科, 特別研究員(PD)
|
研究期間 (年度) |
2014-04-25 – 2016-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
|
配分額 *注記 |
2,170千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2014年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
|
キーワード | ハイドロホン / 音響キャビテーション / 水熱合成PZT / チタン / キャビテーションセンサ |
研究実績の概要 |
チタン製前面板(受音面)の裏面に水熱合成チタン酸ジルコン酸鉛(PZT)多結晶膜を成膜し、音響キャビテーションの発生を伴う強力な超音波の音場で測定しても壊れないように工夫した耐音響キャビテーションの堅牢な耐高音圧ハイドロホンを作製及び評価した。 市販ハイドロホンの出力波形と我々が作製した耐高音圧ハイドロホンを音響キャビテーションが発生する超音波洗浄器内にハイドロホンを曝露することで耐久性の検討し、以下の結論を得た「市販のハイドロホンは超音波洗浄器曝露10分後には感度が低下したが、作製した耐高音圧ハイドロホンでは超音波洗浄器曝露5時間後でも感度は低下せず、市販ハイドロホンより高い耐久性を示した。」と言う事を明らかにした。 作製した耐高音圧ハイドロホンのチタン前面板に焦点を合わせ、音響キャビテーションが発生する超音波洗浄器内にハイドロホンを曝露することで音響キャビテーションがチタン前面板に与える影響について検討し、以下の結論を得た「耐高音圧ハイドロホン作製行程中で生じるチタン前面板の表面の研磨傷の粗さにより、ハイドロホンの耐久性が低下する。そのためハイドロホン表面の研磨傷を無くすことが重要である。」そのため、耐高音圧ハイドロホンのチタン前面板の研磨方法の検討により耐久性の向上が望めることを明らかにした。 作製した耐高音圧ハイドロホンの周波数特性および指向性特性について検討し、以下の結論を得た「指向性特性では計算した理論値に近い値が得られた。」そのため、製品として使用できると考えられる結果が得られた。
|
現在までの達成度 (段落) |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
|
今後の研究の推進方策 |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
|