研究課題/領域番号 |
14J40137
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研究種目 |
特別研究員奨励費
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 国内 |
研究分野 |
社会心理学
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研究機関 | 関西学院大学 |
研究代表者 |
村山 綾 関西学院大学, 文学部, 特別研究員(RPD)
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研究期間 (年度) |
2014-04-25 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
採択後辞退 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2015年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2014年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 道徳違反行動 / 嫌悪感情 / 裁判員裁判 / 裁判員制度 / テキストマイニング / 判決文 |
研究実績の概要 |
平成27年度は、研究計画に示した通り、以下の3つのテーマのもとに研究を実施した。
まず、前年度に作成した刺激セットを用いて、刑事事件の被告人に対する一般市民の道徳的嫌悪感情と法的判断の関係を検討する質問紙実験を複数回実施した。対象は裁判員に任命される可能性のある20歳以上の成人とし、幅広い年齢層からデータを収集した。実験デザインは、道徳違反の種類(Haidt (2000)に基づき、道徳基盤の中でも裁判員裁判や日常触れる機会が多い事案)(4:セクハラ、小動物に対する危害、詐欺、窃盗)を独立変数とした被験者内1要因計画で、加害者側に同情的な側面がある場合と、罪を償った後という場合を対象として道徳的嫌悪感情の種類や道徳違反の程度について測定した。現在得られたデータを分析中である。次に、他者の意見が道徳的嫌悪感情を含む法的判断に影響を及ぼす可能性について検討した。道徳違反の程度がゆるい判断分布図を用いて、参加者の意見が変容するかどうかを検討した結果、詐欺罪に関しては他者の意見に影響されて道徳違反を軽く見積もる方向に意見が変容したが、セクハラや小動物に対する危害、窃盗に関しては他者の意見の影響を受けにくいことを示した。最後に、前年度から継続して、判例データベースから収集した裁判員裁判対象の判決文や事件の概要をもとにカテゴリー化し、量的、質的側面を裁判員制度開始前後で比較する作業を行った。
道徳違反行動そのものや違反者に対する一般市民の反応について、さまざまな側面から比較・検討しており、知見の一般化に向けて順調に検討を進めている。
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現在までの達成度 (段落) |
翌年度、交付申請を辞退するため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
翌年度、交付申請を辞退するため、記入しない。
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