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線虫の発生過程における低分子非翻訳RNA種の発現比較

研究課題

研究課題/領域番号 15011201
研究種目

特定領域研究

配分区分補助金
審査区分 生物系
研究機関弘前大学

研究代表者

牛田 千里  弘前大学, 農学生命科学部, 助手 (50250593)

研究期間 (年度) 2003
研究課題ステータス 完了 (2003年度)
配分額 *注記
3,200千円 (直接経費: 3,200千円)
2003年度: 3,200千円 (直接経費: 3,200千円)
キーワードゲノム / 発生・分化 / 低分子RNA / 線虫 / ncRNA / RNomics
研究概要

本研究は線虫(Caenorhabditis elegans)の非翻訳RNA分子種を組織的に網羅し,それらの機能解析を通して非翻訳RNA分子が複雑な遺伝子ネットワークの中でどのように他の因子と関わりあって発生,行動,老化といった生命現象に関与しているか理解することを目的とする。平成15年度は、これまでに確立した50nt以下の低分子RNAを再現性よく分離する二次元電気泳動法を用いて泳動像を比較することにより、線虫の発生過程で特徴的な発現パターンを示す非翻訳RNA種を同定することを中心に実験を進めた。この結果、50nt以下のRNA画分について,卵から調製したものとmixed stageの虫から調製したものとでは異なる電気泳動像を示すことを明らかにし,それぞれのRNAスポットを,卵特異的に検出されるもの,mixed stage特異的に検出されるもの,両者に共通に検出されるものに分類した。また,これらのRNA種の配列決定を行う方法を確立し,いくつかについて解析を行った。この他,これまでに単離した新規非翻訳RNA種候補のうち,タンパク質遺伝子のイントロンをコードする部分に遺伝子が存在するもの8種類(CeR-3,4,5,6,7,8,9,19RNA)について,発現の確認や末端配列の決定を行い,論文にまとめた(印刷中)。

報告書

(1件)
  • 2003 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] M.Wachi, T.Ogawa, K.Yokoyama, Y.Hokii, M.Shimoyama, A.Muto, C.Ushida: "Isolation of eight novel Caenorhabditis elegans small RNAs."GENE. 印刷中.

    • 関連する報告書
      2003 実績報告書

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公開日: 2003-04-01   更新日: 2018-03-28  

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