研究課題/領域番号 |
15011214
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研究種目 |
特定領域研究
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
生物系
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研究機関 | 東京医科歯科大学 |
研究代表者 |
田中 博 東京医科歯科大学, 大学院・疾患生命科学研究部, 教授 (60155158)
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研究期間 (年度) |
2003
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研究課題ステータス |
完了 (2003年度)
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配分額 *注記 |
4,900千円 (直接経費: 4,900千円)
2003年度: 4,900千円 (直接経費: 4,900千円)
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キーワード | 進化 / 生態生命情報学 / シグナル伝達系 / プロテオーム / 自己組織化 |
研究概要 |
ヒトゲノム解読も一応終了して網羅的研究もトランスクリプトームやプロテオームへと広がりつつあるなかで、網羅的生命情報から「生命をシステムとして理解する」方向が、最近の重要な目標の1つになりつつある。申請者はこれまで複雑系の視点から生命系の解明に携わってきたが、近年、発生制御遺伝子など生命の系構築に関連するゲノム情報が急速に蓄積される状況を踏まえ、生命のシステム的構造についての枠組み理論の構築には、これら「系構築」関連遺伝子グループの網羅的ゲノム情報を詳細に検討し、「システムとしての生命」が進化的にも発生的にもどのように形成されるかを解明することが最も有効なアプローチであると考えた。 そして、2つの課題を究明した。 (1)遺伝子ネットワーク系の進化理論の構築とHox系およびMHC系への適用 遺伝子ネットワークの<ネットワーク構造>の進化についてその進化的複雑化を解明する方法論を構築する。とくに発生を制御する多重遺伝子族であるHox遺伝子族について、その遺伝子重複による進化的複雑化の過程を明らかにした。 (2)タンパク質間相互作用ネットワークによる生命分子ネットワークの構築原理の解明 Yeastのtwo-hybrid systemによるデータを基礎にして、生命分子ネットワークの構築原理を解明した。 本研究では多細胞生物に特有な発生関連遺伝子の階層的構造の形成過程を進化的に解明するもので、当該領域の目標達成に他の班員の実験的研究成果と総合して、システム理論の立場から貢献した。
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