研究課題/領域番号 |
15012205
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研究種目 |
特定領域研究
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
生物系
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
菊地 利明 東北大学, 医学部附属病院, 助手 (10280926)
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研究期間 (年度) |
2003
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研究課題ステータス |
完了 (2003年度)
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配分額 *注記 |
4,600千円 (直接経費: 4,600千円)
2003年度: 4,600千円 (直接経費: 4,600千円)
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キーワード | 遺伝子 / トランスレーショナルリサーチ / バイオテクノロジー / 免疫学 |
研究概要 |
これまでわれわれは、樹状細胞が感染免疫応答に重要な抗原提示細胞であることに着目して研究を行ってきた。この研究過程で、樹状細胞に元来発現している分子でもその機能は十分ではなく、それを外因性の強発現で補うことにより、樹状細胞の免疫応答能は増強され得るという着想に至った。また、樹状細胞は種々の病原菌に対し貪食作用を示すことや、取り込んだ病原菌に応じて免疫応答を惹起することが報告されている。そこで当該研究では、SAGE(Serial Analysis of Gene Expression)法を用いることにより、病原菌に応じて樹状細胞がとる反応を、細胞内遺伝子発現量の変化としてホールゲノムで解析し、感染免疫応答のために、外来性強発現で補うべき樹状細胞の新規発現分子のスクリーニングを行う。 まず、樹状細胞と病原菌の接触条件等の実験条件を検討するために、既知の樹状細胞形質を指標として、病原菌による樹状細胞の形質変化を調べた。病原菌としては、レジオネラ菌を取り上げた。そして、レジオネラ菌を取り込んだ樹状細胞の形質変化を、樹状細胞から産生分泌されるサイトカインと、樹状細胞の表面形質の変化において調べた。測定したサイトカインは、IL-1β・IL-6・IL-12・TNF-αで、市販のELISAキットにより定量化した。続いて、表面形質の変化は、樹状細胞の成熟度マーカーを中心として、MHC class II・CD54・CD40・CD80・CD86の発現をフローサイトメトリーで測定した。
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