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高密度マイクロサテライトマーカーによるパーキンソン病関連遺伝子の同定

研究課題

研究課題/領域番号 15012236
研究種目

特定領域研究

配分区分補助金
審査区分 生物系
研究機関広島大学

研究代表者

川上 秀史  広島大学, 大学院・医歯薬学総合研究科, 講師 (70253060)

研究分担者 猪子 英俊  東海大学, 医学部, 教授 (10101932)
森野 豊之  広島大学, 医学部・歯学部附属病院, 医員
丸山 博文  広島大学, 医学部・歯学部附属病院, 助手 (90304443)
研究期間 (年度) 2003
研究課題ステータス 完了 (2003年度)
配分額 *注記
7,000千円 (直接経費: 7,000千円)
2003年度: 7,000千円 (直接経費: 7,000千円)
キーワードパーキンソン病 / ゲノム / マイクロサテライト / 相関解析 / 感受性遺伝子
研究概要

パーキンソン病(PD)は、アルツハイマー病についで多い神経変性疾患であり、人口構成の高齢化に伴い増加している。その成因は明らかではなく、遺伝的要因と環境要因が関与するといわれている。このパーキンソン病の遺伝的要因に存在に関しては、最近のPETをもちいた双生児研究やアイスランドにおける網羅的家系研究によって明確に示されたが、たとえばアルツハイマー病におけるApoE4のような明確な感受性遺伝子は明らかではない。本研究の目的は、高密度マイクロサテライトマーカーを用いた全ゲノムスキャンを行い、相関解析によって、パーキンソン病発症感受性領域を同定し、さらに単一塩基多型(SNP)を用いて、感受性遺伝子そのものを同定することである。PDの感受性遺伝子の同定を行うため、一次スクリーニングにPDと正常対照のDNAをそれぞれ160検体用いてプールを作成した。全ゲノム上に約100kb毎で設定された23381個のマイクロサテライトマーカーを用いてPCRを行なった。ABI3100を用いて、マイクロサテライトマーカーの解析を行い、各アレル頻度を解析した。統計解析は頻度差をFisher exact testにて有意水準5%で検定を行った。一次スクリーニングを終了し全体の65.2%にあたる15243個のマーカーで統計値が得られた.そのうち有意差を認めたものは2913個であった.既報告領域と一致しているところもあり,それをふまえて二次スクリーニングを行っていく予定である.有意なマーカーについては二次,三次の検体を用いて確認を行い,SNPによって解析することで候補領域を狭めていき感受性遺伝子を同定する。

報告書

(1件)
  • 2003 実績報告書
  • 研究成果

    (5件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (5件)

  • [文献書誌] Nishimura M: "Influence of Cytokine and Mannose Binding Protein Gene Polymorphisms on Human T-cell Leukemia Virus Type I (HTLV-I) Provirus Load in HTLV-I Asymptomatic Carriers."Human Immunology. 64・4. 453 (2003)

    • 関連する報告書
      2003 実績報告書
  • [文献書誌] Nishimura M: "Influence of monocyte chemoattractant protein 1 gene polymorphism on age at onset of sporadic Parkinson's disease."Movement Disorder. 18・8. 953 (2003)

    • 関連する報告書
      2003 実績報告書
  • [文献書誌] Oda M: "Dinucleotide Repeat Polymorphism in Interferon-gamma Gene Is Not Associated With Sporadic Alzheimer's Disease"American Journal of Medical Genetics. 124B・1. 48 (2004)

    • 関連する報告書
      2003 実績報告書
  • [文献書誌] Oda M: "Possible reduced penetrance of expansion of 44 to 47 CAG/CAA repeats in the TATA-binding protein gene in spinocerebellar ataxia type 17."Archives of Neurology.. 61・2. 209 (2004)

    • 関連する報告書
      2003 実績報告書
  • [文献書誌] Terasawa H: "Molecular basis of prevalence and founder effect for Japanese SCA6 population"Neuroscience Letters. 358・2. 107 (2004)

    • 関連する報告書
      2003 実績報告書

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公開日: 2003-04-01   更新日: 2018-03-28  

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