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分裂酵母のDNA二重鎖切断修復機構を形成する遺伝子ネットワークの解析

研究課題

研究課題/領域番号 15013248
研究種目

特定領域研究

配分区分補助金
審査区分 生物系
研究機関横浜市立大学

研究代表者

岩崎 博史  横浜市立大学, 大学院・総合理学研究科, 助教授 (60232659)

研究期間 (年度) 2003
研究課題ステータス 完了 (2003年度)
配分額 *注記
5,300千円 (直接経費: 5,300千円)
2003年度: 5,300千円 (直接経費: 5,300千円)
キーワード分裂酵母 / 相同組換え / DNA二重鎖切断 / ゲノム安定性 / Rhp51 / Swi5 / Sfr1 / Swi2
研究概要

本研究は,分裂酵母におけるDNAの二重鎖切断修復にかかわる遺伝子を総括的に同定し,二重鎖切断修復システムの全体像を解明することを目的としている.今年度は以下の研究実績をあげた.
Rhp51依存的且つRhp57非依存的な新規組換え修復経路を解析した.この経路で機能する新規遺伝子sw5とsfr1を同定し,解析した.その結果,Sfr1タンパク質は,Rhp51タンパク質及びSwi5複合体を形成すること明らかにした.一方,接合型変換においては,Swi5-Swi2-Rhp51複合体が形成されることを示した.また,Swi2とSwi6が物理的相互作用をすることを示した,Sfr1とSwi2は,共通の保存領域を有し,この保存領域を介して,Swi5とRhp51と物理的相互作用をすることを明らかにした。
Swi5-GFPタンパク質は,核内に局在し,一部の分子は,ヘテロクロマチン領域に濃縮されていることを明らかにした.核の存在は,Sfr1に依存して,ヘテロクロマチンに局在するのは,Swi2に依存していることを明らかにした.

報告書

(1件)
  • 2003 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] Akamatsu Y et al.: "Two different Swi5-containing protein complexes are involved in mating-type switching and recombination repair in fission yeast."Proc Natl Acad Sci U S A. 100. 15770-15775 (2003)

    • 関連する報告書
      2003 実績報告書

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公開日: 2003-04-01   更新日: 2018-03-28  

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