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始祖学習によるソフトウェア発展プロセスの統一的構成技術の開発

研究課題

研究課題/領域番号 15017201
研究種目

特定領域研究

配分区分補助金
審査区分 理工系
研究機関京都大学

研究代表者

山本 章博  京都大学, 情報学研究科, 教授 (30230535)

研究分担者 林 晋  神戸大学, 工学部, 教授 (40156443)
中戸川 孝治  北海道大学, 文学研究科, 教授 (20237316)
立木 秀樹  京都大学, 人間環境学研究科, 助教授 (10211377)
研究期間 (年度) 2003
研究課題ステータス 完了 (2003年度)
配分額 *注記
4,600千円 (直接経費: 4,600千円)
2003年度: 4,600千円 (直接経費: 4,600千円)
キーワード始祖学習 / 極限同定 / 帰納推論 / 帰納論理 / メタ論理プログラミング
研究概要

本研究では正データからの極限同定による帰納推論を論理の視点から再検討し,始祖学習と名づけた上で,ソフトウェア発展の理論的基盤とすることにある.本年度は論理の手続き的意味論と始祖学習の接続を中心に研究を行った.
帰納推論を特別なクラスの論理式で表現する手法に付いては,本研究の分担者である林と協力者であるオーストラリア・ニュー・サウス・ウェールズ大のMartin氏が独立に発見していた.さらに,この手法は論理の手続き的意味論の拡張であることも示されている.一方,ソフトウェア発展はプログラムを発展させること,すなわち,プログラムをデータとして扱わなければならない.そこで,本研究では,メタ論理プログラミングを始祖学習に利用することにした.従来もメタ論理プログラミングを帰納論理へ応用する研究は提案されてはいたが,上述の特別なクラスの論理式を用いないため,始祖学習とみなすには問題を含んでいた.本研究では,特別なクラスの論理式とメタ論理プログラミングとの組合せがソフトウェア発展を表現することを示した.また「発展とは現状を否定することにある」との観点から,論理における否定の手続き的意味論と始祖学習との関係を検討し,論理プログラムのあるクラスを対象にすると,始祖学習と否定が結合できるということを確認した.
さらに,始祖学習と現実のソフトウェア開発技法との関係の検討,実数などのデータのコード化と始祖学習の関係を検討を行った.

報告書

(1件)
  • 2003 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 山本 章博: "精密化演算によるソフトウェア発展"日本ソフトウェア科学会第20回大会(2003年度)論文集. (CD-ROM). (2003)

    • 関連する報告書
      2003 実績報告書
  • [文献書誌] T.Horvath, A.Yamamoto(eds.): "Proceedings of the 13th International Conference on Inductive Logic Programming (Lecture Notes in Artificial Intelligence 2835)"Springer. 400 (2003)

    • 関連する報告書
      2003 実績報告書

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公開日: 2003-04-01   更新日: 2018-03-28  

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