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適応型ストリーム処理に基づく能動的コンテンツ統合利用に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 15017207
研究種目

特定領域研究

配分区分補助金
審査区分 理工系
研究機関筑波大学

研究代表者

北川 博之  筑波大学, 電子・情報工学系, 教授 (00204876)

研究分担者 森嶋 厚行  筑波大学, 図書館情報学系, 助教授 (70338309)
石川 佳治  筑波大学, 電子・情報工学系, 助教授 (80263440)
研究期間 (年度) 2003
研究課題ステータス 完了 (2003年度)
配分額 *注記
6,400千円 (直接経費: 6,400千円)
2003年度: 6,400千円 (直接経費: 6,400千円)
キーワードストリーム / 情報統合 / 連続的問合せ / 問合せ処理 / 適応型問合せ処理 / 能動機構 / XML / 移動体
研究概要

ストリーム形式で配信されるコンテンツと既存情報源に格納されたコンテンツの多様な統合利用技術の構築を目的とし,次の3点にポイントをおいた研究開発を行った.a)ストリームの能動的統合利用方式の研究開発:複数の異種ストリームや既存情報源が存在する環境において,有益な情報をタイムリーに抽出・統合し,利用者が望むスケジュールにしたがって,統合結果を新たなストリームとして配信可能とするための,情報モデル,システムアーキテクチャ,要求記述方式の開発,b)ストリーム統合処理の高効率化技術の研究開発:ストリームの配信レートやコンテンツ配信特性,利用者からの配信要求スケジュールなどを考慮し,多数のストリームに対する多数の統合要求が存在する場合にも効率的処理が可能なストリーム向け統合処理方式の研究,c)ストリームや利用者の動的特性に対応した適応型統合処理方式の研究開発:知識発見手法を応用し,ストリームの配信特性やパターンの抽出,ストリームからの高次イベント検出などを可能とする手法の研究.この研究を通じて,以下のような研究成果を得た.
A.イベント駆動型連続的問合せの概念を用いた情報統合問合せモデルを開発し,その概念に基づくストリーム統合システムの設計ならびにプロトタイプシステム開発を行った.
B.上記統合モデルをベースとして,多数のストリームと統合要求がある場合の問合せ処理に関して,ストリーム情報源のデータの配信特性に関する知識発見のアプローチを用いた適応型問合せ最適化方式を開発した.またその拡張として,配信特性が時間的に変化する場合にその変化を検出して適切な問合せ処理を行う最適化方式について予備的な検討を行った.
C.GPSストリームと地理データベースの統合により周辺情報検索を行うシステムを開発し評価した.
D.移動体位置情報から移動統計量を効率的に求める手法を開発し,ストリームへの適用について研究した.
E.能動学習によるXMLに対する例示的処理要求記述の処理方式を開発し,その有効性を評価した.

報告書

(1件)
  • 2003 実績報告書
  • 研究成果

    (30件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (30件)

  • [文献書誌] Said Mirza Pahlevi: "Taxonomy-based Context Conveyance for Web Search"Proc. 10th International Conference on Cooperative Information Systems(CoopIS 2003). 536-553 (2003)

    • 関連する報告書
      2003 実績報告書
  • [文献書誌] Yoshiharu Ishikawa: "Implementation and Evaluation of an Adaptive Neighborhood Information Retrieval System for Mobile Users"Proc. 3rd International Workshop on Web and Wireless Geographic Information System(W^2GIS). 25-33 (2003)

    • 関連する報告書
      2003 実績報告書
  • [文献書誌] Tomoaki Kajino: "Requirement Specification and Derivation of ECA Rules for Integrating Multiple Dissemination-Based Information Sources"IEICE Transactions on Information and Systems. E87-D-1. 3-14 (2004)

    • 関連する報告書
      2003 実績報告書
  • [文献書誌] 塚本祐一: "移動オブジェクトへの周辺情報提供のための空間データベース検索システムの実装と評価"電子情報通信学会論文誌. J-87-D-I-2. 202-215 (2004)

    • 関連する報告書
      2003 実績報告書
  • [文献書誌] Yousuke Watanabe: "A Multiple Continuous Query Optimization Method Based on Query Execution Pattern Analysis"Proc. 9th International Conference on Database Systems for Advanced Applications(DASFAA 2004). 443-456 (2004)

    • 関連する報告書
      2003 実績報告書
  • [文献書誌] Atsuyuki Morishima: "A Machine Learning Approach to Rapid Development of XML Mapping Queries"Proc. 20th IEEE International Conference on Data Engineering(ICDE 2004). 276-287 (2004)

    • 関連する報告書
      2003 実績報告書
  • [文献書誌] Takanori Mouri: "Extracting New Topic Contents from Hidden Web Sites"Proc. IEEE International Conference on Information Technology (ITCC 2004). (印刷中). (2004)

    • 関連する報告書
      2003 実績報告書
  • [文献書誌] Cui Zhu: "OBE : Outlier by Example"Proc. 8th Pacific-Asia Conference on Knowledge Discovery and Data Mining (PAKDD 2004). (掲載予定). (2004)

    • 関連する報告書
      2003 実績報告書
  • [文献書誌] Jia-Yu Pan: "AutoSplit : Fast and Scalable Discovery of Hidden Variables in Stream and Multimedia Databases"Proc. 8th Pacific-Asia Conference on Knowledge Discovery and Data Mining (PAKDD 2004). (掲載予定). (2004)

    • 関連する報告書
      2003 実績報告書
  • [文献書誌] 渡辺陽介: "連続的問合せに対する複数問合せ最適化手法"電子情報通信学会論文誌. (掲載予定). (2004)

    • 関連する報告書
      2003 実績報告書
  • [文献書誌] 塚本祐一: "索引付けされた移動軌跡データからの効率的な移動統計量抽出法"日本データベース学会Letters. 2-1. 27-30 (2003)

    • 関連する報告書
      2003 実績報告書
  • [文献書誌] 渡辺陽介: "連続的問合せを対象とした複数問合せ最適化方式の提案"日本データベース学会Letters. 2-1. 79-82 (2003)

    • 関連する報告書
      2003 実績報告書
  • [文献書誌] 毛利隆軌: "プロービングによるテキストデータベースからの新規トピック文書抽出"日本データベース学会Letters. 2-1. 107-110 (2003)

    • 関連する報告書
      2003 実績報告書
  • [文献書誌] 森嶋厚行: "例示操作に基づくXQuery問合せ学習システムのプロトタイプ開発"日本データベース学会Letters. 2-1. 119-122 (2003)

    • 関連する報告書
      2003 実績報告書
  • [文献書誌] 塚本祐一: "索引付けされた移動軌跡データからの効率的な移動統計量抽出法の評価"日本データベース学会Letters. 2-2. 21-24 (2003)

    • 関連する報告書
      2003 実績報告書
  • [文献書誌] 毛利隆軌: "プロービングとクラスタリングによる新規トピック文書抽出"日本データベース学会Letters. 2-2. 76-80 (2003)

    • 関連する報告書
      2003 実績報告書
  • [文献書誌] 石川佳治: "忘却の概念に基づくクラスタリング手法の改良方式"日本データベース学会Letters. 2-3. 53-56 (2003)

    • 関連する報告書
      2003 実績報告書
  • [文献書誌] 渡辺陽介: "ストリームの動的特性変化を考慮した連続的問合せ最適化方式"情報処理学会研究報告. 2003-71. 203-210 (2003)

    • 関連する報告書
      2003 実績報告書
  • [文献書誌] 塚本祐一: "索引付けされた移動軌跡データからの移動統計量の抽出法の評価"情報処理学会研究報告. 2003-71. 227-234 (2003)

    • 関連する報告書
      2003 実績報告書
  • [文献書誌] 毛利隆軌: "プロービングとクラスタリングを用いた新規トピック文書抽出"情報処理学会研究報告. 2003-72. 133-140 (2003)

    • 関連する報告書
      2003 実績報告書
  • [文献書誌] 崔春花: "タキソノミーを用いたWeb統合検索処理の効率化"情報処理学会研究報告. 2003-72. 117-124 (2003)

    • 関連する報告書
      2003 実績報告書
  • [文献書誌] 石川佳治: "忘却の概念に基づく文書クラスタリング手法の改良方式について"情報処理学会研究報告. 2003-112. 1-7 (2003)

    • 関連する報告書
      2003 実績報告書
  • [文献書誌] 渡辺陽介: "問合せ最適化機構を備えたデータストリーム統合システムの開発"DEWS2004. (Web出版). (2004)

    • 関連する報告書
      2003 実績報告書
  • [文献書誌] 濱本雅史: "独立成分分析を用いたテキストデータからのトピック検出"DEWS2004. (Web出版). (2004)

    • 関連する報告書
      2003 実績報告書
  • [文献書誌] 崔春花: "到着頻度と関連性を考慮した文書ストリームのトピック分析"DEWS2004. (Web出版). (2004)

    • 関連する報告書
      2003 実績報告書
  • [文献書誌] 渡辺 陽介: "問合せ最適化機構を備えたデータストリーム統合システムの開発"DEWS2004. (Web出版). (2004)

    • 関連する報告書
      2003 実績報告書
  • [文献書誌] 塚本 祐一: "移動軌跡ストリームからの移動統計量推定のための動的ヒストグラム構築手法について"DEWS2004. (Web出版). (2004)

    • 関連する報告書
      2003 実績報告書
  • [文献書誌] 毛利 隆軌: "Hidden Webサイトからの新規トピック文書抽出におけるプロービングの効率化"DEWS2004. (Web出版). (2004)

    • 関連する報告書
      2003 実績報告書
  • [文献書誌] Cui Zhu: "Outlier Detection Adaptive to Users' Intentions"DEWS2004. (Web出版). (2004)

    • 関連する報告書
      2003 実績報告書
  • [文献書誌] 宮坂 集策: "XSLTにより定義されたXML実体化ビューのインクリメンタルな管理手法"DEWS2004. (Web出版). (2004)

    • 関連する報告書
      2003 実績報告書

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公開日: 2003-04-01   更新日: 2018-03-28  

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