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統合化されたコンポーネント指向ソフトウェア開発環境の実現に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 15017281
研究種目

特定領域研究

配分区分補助金
審査区分 理工系
研究機関早稲田大学

研究代表者

深澤 良彰  早稲田大学, 理工学部, 教授 (20165252)

研究分担者 鷲崎 弘宜  早稲田大学, 理工学部, 助手 (70350494)
研究期間 (年度) 2003
研究課題ステータス 完了 (2003年度)
配分額 *注記
1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
2003年度: 1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
キーワードソフトウェア工学 / 再利用 / コンポーネント / JavaBeans / ソフトウェア品質 / 検索 / ソフトウェアアーキテクチャ / ソフトウェアツール
研究概要

近年,コンポーネントを開発・運用するためのコンポーネントアーキテクチャ体系が成熟しつつあるのに対して,既存のコンポーネントを適切に再利用する仕組み・方法論は未成熟である。従って,コンポーネントの再利用は限定的な種類・利用法に留まってしまっている.我々は,この未成熟の理由を,提供されるコンポーネントの不足,コンポーネントを開発するための技術・ツールの不足,コンポーネントを利用するために技術・ツールの不足と考えている。
このために以下の研究を行った。
(1)作成したコンポーネントの品質を計測する手法
提案しているブラックボックス的品質測定手法に対して,計測値がどのような範囲にあれば良いコンポーネントと言えるか,同じ前提のもとに,他の更により良いメトリクスが存在しないかについて,研究を進めた。
(2)ライブラリからのコンポーネント検索手法
この研究については,コンポーネント検索のアルゴリズムに修正を加えるとともに,ライブラリ内にとどまらず,インターネット上に公開されているさまざまなソフトウェアに対して検索を行い,コンポーネントとして蓄積することを実現した。
(3)ソフトウェアからのコンポーネント切出し手法
既存のソフトウェアの再利用性を上げるために,その中から自動的に,コンポーネントを切り出す手法についての研究を行ってきた。しかし,切り出したコンポーネントをどのように周知し,保守していくのかなど今後拡張すべき点は多く残されており,これらの解決法についての研究を行った。

報告書

(1件)
  • 2003 実績報告書
  • 研究成果

    (8件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (8件)

  • [文献書誌] 鷲崎弘宜, 深澤良彰: "オブジェクト指向クラス間依存解析に基づくコンポーネント抽出"コンピュータソフトウェア. Vol.21,No.2(未定). (2004)

    • 関連する報告書
      2003 実績報告書
  • [文献書誌] H.Washizaki, Y.Fukazawa: "Automated Extract Component Refactoring"Lecture Notes in Computer Science (LNCS). Vol.2675. 328-330 (2003)

    • 関連する報告書
      2003 実績報告書
  • [文献書誌] H.Washizaki, H.Yamamoto, Y.Fukazawa: "A Metrics Suite for Measuring Reusability of Software Components"Proc.of 9th IEEE International Symposium on Software Metrics (Metrics 2003). September 3-5. 211-223 (2003)

    • 関連する報告書
      2003 実績報告書
  • [文献書誌] H.Washizaki, Y.Fukazawa: "Extracting Components from Object-Oriented Programs for Reuse in Memory-Constrained Environments"Proc.of First Workshop on Reuse in Constrained Environments (RICE' 03). October 27. 1-3 (2003)

    • 関連する報告書
      2003 実績報告書
  • [文献書誌] 鷲崎弘宜, 深澤良彰: "オブジェクト指向プログラムのためのコンポーネント抽出型検索システム"オブジェクト指向2003シンポジウム(002003)論文集. 8月20日-22日. 77-84 (2003)

    • 関連する報告書
      2003 実績報告書
  • [文献書誌] 鷲崎弘宜, 深澤良彰: "ソフトウェアパターンランゲージ工学に向けて"ウィンターワークショップ・イン・石垣島論文集. 1月29日-31日. 75-76 (2004)

    • 関連する報告書
      2003 実績報告書
  • [文献書誌] 久保淳人, 鷲崎弘宜, 深澤良彰: "ソフトウェアパターンの自動的な体系化の試み"ウィンターワークショップ・イン・石垣島論文集. 1月29日-31日. 73-74 (2004)

    • 関連する報告書
      2003 実績報告書
  • [文献書誌] 青山幹雄, 中谷多哉子, 深澤良彰: "オブジェクト指向に強くなる"技術評論社. 319 (2003)

    • 関連する報告書
      2003 実績報告書

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公開日: 2003-04-01   更新日: 2018-03-28  

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