研究課題/領域番号 |
15019025
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研究種目 |
特定領域研究
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
生物系
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
岩倉 洋一郎 東京大学, 医科学研究所, 教授 (10089120)
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研究分担者 |
角田 茂 東京大学, 医科学研究所, 助手 (80345032)
須藤 カツ子 東京大学, 医科学研究所, 助手 (50126091)
保田 尚孝 東京大学, 医科学研究所, 講師 (90323641)
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研究期間 (年度) |
2003
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研究課題ステータス |
完了 (2003年度)
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配分額 *注記 |
5,200千円 (直接経費: 5,200千円)
2003年度: 5,200千円 (直接経費: 5,200千円)
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キーワード | ウイルス / マイクロアレイ / 病態モデル動物 / 関節リウマチ / サイトカイン / トランスジェニックマウス / ノックアウトマウス / HTLV-I |
研究概要 |
HTLV-IはATLの原因ウイルスであるが、HAM/TSPやシェグレン症候群などの自己免疫性の疾患への関与も示唆されている。我々はHTWIのtax遺伝子を導入したトランスジェニックマウス(HTLV-I-Tg)を作製し、このウイルスが関節リウマチに良く似た慢性関節炎を引き起こすことを示した。関節炎の発症機構を解析したところ、自己免疫が原因であり、発症にはT細胞のFas感受性の低下とサイトカインの過剰産生が重要な役割を果たしていることがわかった。本研究ではこのマウスを用い、Fasやサイトカインの作用を中心とした自己免疫発症機構の解析を行うとともに、マイクロアレイを用い、HTLV-Iの免疫系に対する作用を解析することを目的とした。本年度は主に活性化T細胞が産生するIL-17に注目し、KOマウスを作製し、関節炎との関与を調べたところ、、CIAやHTLV-I-Tgでの発症率を有意に低下させることが明かとなった。さらに、マイクロアレイ解析により変化が認められた遺伝子のうち、既に2遺伝子のKOマウスを作製した。これらのマウスは外見や、リンパ球の分化等は正常であったが、一特定条件下では免疫系に影響を及ぼすことが示唆されている。
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