研究課題/領域番号 |
15020263
|
研究種目 |
特定領域研究
|
配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
人文・社会系
|
研究機関 | 目白大学 |
研究代表者 |
藤谷 哲 目白大学, 経営学部, 講師 (90331446)
|
研究分担者 |
岸本 忠之 富山大学, 教育学部, 助教授 (50324025)
岩崎 公弥子 金城学院大学, 現代文化学部, 講師 (50345427)
岡嵜 まどか 目白大学, 人間社会学部, 助手 (10383324)
|
研究期間 (年度) |
2003 – 2004
|
研究課題ステータス |
完了 (2004年度)
|
配分額 *注記 |
7,000千円 (直接経費: 7,000千円)
2004年度: 3,700千円 (直接経費: 3,700千円)
2003年度: 3,300千円 (直接経費: 3,300千円)
|
キーワード | 教育工学 / 博物館教育 / サイエンスコミュニケーション / 科学教育 / WWW / 先端科学技術 / 教育学 / ナラティブ / 科学館学習プログラム / オンラインディスカッション / 教育に新聞を / 内省 / 博学連携 |
研究概要 |
本研究は、「科学・技術の『最新動向』や科学・技術の現場に携わる『人々』との『出会い』を取り入れた教材および学習活動が、創造性・独創性の感受・涵養につながるのではないか」との仮説を設け、科学館が先端科学技術に関する学習プログラム教材を開発・提供し、その実施方法を検討・評価することを最終的目標としてきた。 【国内外における科学系博物館(科学館)の先端科学技術展示手法の現状の調査】 15年度に引き続き、先端科学技術を主題にした科学館の展示手法や来館者とのコミュニケーション手法の動向について調査を行った。「サイエンス・アップデート」(米国ボストン・科学博物館)と名付けた研究員による先端科学技術の動向を情報発信するプログラムについては、情報発信に係る妥当な情報収集手法のあり方について参考になる示唆を得た。 【科学館先端科学技術学習プログラムの開発】 学習活動向けWebサイトhttp://musedu.jp/の設計・構築を行い、実装を終えた。また、先端科学技術に関する学習者の手がかり情報となる「学習ツール」の収集とデータベース化を行った。 【先端科学技術協調学習活動の試行】 東京都内高校のご協力を得て、先端科学技術について生徒と科学館ボランティアが連携して調査・考察を行う協調学習活動の実践を試み、経験的知見の抽出および情報システムの運用評価を行った。 運用評価後の教師へのインタビューでは、学習者が協調学習環境上で伝え聞いた情報から、プレゼンテーション等に書きまとめ発表する等の活動にまで深めてゆくために、実験や屋外での観察など、実際の活動に結びつけてゆくことが今回の学習者の場合は必要であろうということなどが、今後の運用上の視点として整理できた。
|