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日本近世漂流記の基礎的研究

研究課題

研究課題/領域番号 15021206
研究種目

特定領域研究

配分区分補助金
審査区分 人文・社会系
研究機関東北大学

研究代表者

平川 新  東北大学, 東北アジア研究センター, 教授 (90142900)

研究分担者 塩谷 昌史  東北大学, 東北アジア研究センター, 助手 (70312684)
藤原 潤子  東北大学, 東北アジア研究センター, 日本学術振興会特別研究員
研究期間 (年度) 2003 – 2004
研究課題ステータス 完了 (2004年度)
配分額 *注記
2,800千円 (直接経費: 2,800千円)
2004年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
2003年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
キーワード漂流記 / 漂流民 / 大黒屋光太夫 / 若宮丸 / レザーノフ / ゴロヴニン / ラクスマン / 津太夫
研究概要

*「近世漂流記データベースの作成」
本研究は、国内にある江戸時代の漂流記と漂流関係記事を網羅的に把握して目録化し、漂流事件の全体像をつかむことを目的とした。
目録作成にあたっては、まず、(1)川合彦充『日本人漂流記』の附録「近世日本漂流編年略史」(社会思想社、現代教養文庫、1967年)、(2)加藤貴『漂流奇談集成』附録の「日本近世漂流記年表」(国書刊行会、1990年)、(3)同志社大学図書館編『日本人漂流記文献目録』(1984年)に収録された漂流記や漂流事件を抽出した。これに、(4)『補訂版国書総目録』(第八巻)の「補遺」(岩波書店」)、(5)『古典籍総合目録』(同前」)から検出した漂流関係資料情報を追加した。また漂流記関係データを充実させるために、(6)北海道大学付属図書館北方史料データベース、(7)東京海洋大学附属図書館デジタル資料、(8)早稲田大学図書館WEB展示会等も、インターネットで検索して参考にした。
上記作業によって得たデータを分類し、全3部からなる「漂流記データベース」を作成した(第1部「漂流年表」、第2部「漂流記目録」、第3部「未分類目録」、第4部「漂流記集」)。
その結果、漂流事件とその根拠史料として341件を確定できた。また漂着地別の数値や時期的特徴などを把握することが可能になった。

報告書

(2件)
  • 2004 実績報告書
  • 2003 実績報告書
  • 研究成果

    (4件)

すべて 2005 2003 その他

すべて 雑誌論文 (2件) 文献書誌 (2件)

  • [雑誌論文] ゴロヴニン事件と若宮丸漂流民の善六2005

    • 著者名/発表者名
      平川新
    • 雑誌名

      東北文化研究室紀要 46集

      ページ: 1-13

    • NAID

      40007047019

    • 関連する報告書
      2004 実績報告書
  • [雑誌論文] 漂流民とロシア-日露の出合いと交流-2003

    • 著者名/発表者名
      平川新
    • 雑誌名

      東北アジアアラカルト 第8号

      ページ: 3-25

    • 関連する報告書
      2004 実績報告書
  • [文献書誌] 平川新: "米の港と浜の生活"吉川弘文館(街道の日本史7巻所収). 14 (2003)

    • 関連する報告書
      2003 実績報告書
  • [文献書誌] 平川新: "第1章 藩政の推移"仙台市史刊行会(仙台市市史 通吏編3所収). 40 (2004)

    • 関連する報告書
      2003 実績報告書

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公開日: 2003-04-01   更新日: 2018-03-28  

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