研究課題/領域番号 |
15021228
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研究種目 |
特定領域研究
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
人文・社会系
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研究機関 | 愛知大学 |
研究代表者 |
藤田 佳久 愛知大学, 文学部, 教授 (70068823)
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研究期間 (年度) |
2003 – 2004
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研究課題ステータス |
完了 (2004年度)
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配分額 *注記 |
2,600千円 (直接経費: 2,600千円)
2004年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
2003年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
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キーワード | 満州 / 満州出版物 / 満州調査報告書 / 東亜同文書院 / 東亜同文会 / 調査旅行 / 出版 / 地理学 / 満州情報 / 清朝末期 / 中華民国 / 満州開拓 / 満州国 |
研究概要 |
1.本研究は20世紀前半期の満州における地域情報に関する出版物を類型化し、その特性を明らかにしようとしたところに目的がある。 2.研究と出版物の発端は、日清戦争にともなう大陸への関心の高まりの中で満州への関心も高まったことにあった。ロシア文献の翻訳や好奇心のあらわれを含む探険記録が当初の出版物の中心となった。 3.その状況を大きく変えたのが日露戦争で、地図、写真、絵ハガキの出版も加わり多様化した。 4.その後の南満州鉄道の開通は、満鉄調査部を生み、多くの調査報告書とともに、沿線ガイドブックや観光パンフレット、新聞などの出版へとさらに幅が拡大した。それらは内地から観光客を呼び、人々に満州を知らしめることになった。 5.そのような中、1901年、上海に設立された東亜同文書院は、調査対象地域を満州へも拡大することで調査報告書を蓄積する一方、機関誌にて満州の論考を加えるようになり、評論を含め満州研究を深めた。 6.そのため、この東亜同文書院と東亜同文会による満州関係の出版物とそのテーマについてデータベースを作成し、満州研究へのアクセスを図った。
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