研究課題/領域番号 |
15030212
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研究種目 |
特定領域研究
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
生物系
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
田中 広寿 (田中 廣壽) 東京大学, 医科学研究所, 助教授 (00171794)
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研究分担者 |
牧野 雄一 東京大学, 医科学研究所, 教務職員 (90345033)
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研究期間 (年度) |
2003 – 2004
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研究課題ステータス |
完了 (2004年度)
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配分額 *注記 |
5,500千円 (直接経費: 5,500千円)
2004年度: 2,800千円 (直接経費: 2,800千円)
2003年度: 2,700千円 (直接経費: 2,700千円)
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キーワード | 低酸素 / 遺伝子発現 / 核酸 / 血管新生 / スプライシング / 癌 / シグナル伝達 / ゲノム / 発現制御 / バイオテクノロジー / 転写 |
研究概要 |
(1)生体内IPAS遺伝子発現パターンを解析した。 正常マウス、低酸素下飼育マウスを屠殺後各組織をえ、RNAを抽出した。RT-PCRによりIPASとHIF-3αのmRNA発現パターンを比較・解析した結果、とくに心臓、肺、脳においてはIPAS mRNAとHIF-3α mRNAの発現は相互に補完的であることが示された。かかる結果は、両者が同一の遺伝子からalternative splicingによって産生されることと合致した。かかる機構は低酸素依存性であり、酸素濃度5%以下から見い出された。また、IPASのタンパクレベルの発現を確認するため、ウサギを用いて抗IPAS抗体を作成し、その特異性、感度を検証した。 (2)IPAS発現制御機構の解析 選択的スプライシング機構の解析に向け、ミニジーンなどの実験系を用いて低酸素依存性IPAS特異的スプライシングに寄与するシスエレメントを同定しつつある。低酸素依存性IPAS特異的スプライシングに寄与する制御蛋白をプルダウン法、質量分析法などを駆使して同定中である。すでに既知のRNA結合タンパクを含む10数種の候補をえた。 IPAS遺伝子プロモーターをBacクローンからえ、各種変異を導入したルシフェラーゼレポーター遺伝子後培養細胞にトランスフェクトし、正常酸素分圧下、低酸素分圧下で培養後ルシフェラーゼアッセイを行なった。その結果、数カ所に低酸素応答性DNA配列が存在する可能性が示された。
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