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レトロウイルス遺伝子導入系を用いた胎盤由来間葉系幹細胞の分化誘導法の確立

研究課題

研究課題/領域番号 15039212
研究種目

特定領域研究

配分区分補助金
審査区分 生物系
研究機関東京大学

研究代表者

中島 秀明  東京大学, 医科学研究所, 研究拠点形成特任教員(特任助教授) (30217723)

研究期間 (年度) 2003 – 2004
研究課題ステータス 完了 (2004年度)
配分額 *注記
4,800千円 (直接経費: 4,800千円)
2004年度: 2,400千円 (直接経費: 2,400千円)
2003年度: 2,400千円 (直接経費: 2,400千円)
キーワード胎盤 / 間葉系幹細胞 / 遺伝子導入 / 細胞分化 / 幹細胞
研究概要

本年度は昨年度確立した胎盤由来間葉系幹細胞(mesenchymal stem cell ; MSC)の分離・培養法をさらに確立し、全ての胎盤組織から安定にMSCを培養することを目標に研究を行った。新たにインフォームドコンセントを得た上で取得した20例の胎盤組織から胎盤のexplant培養を施行した。具体的にはこれら胎盤組織を細切し培養皿上で1-2週間培養し、全例で付着細胞群の増殖を認め、全てにおいて限界希釈によりクローナルな均一の細胞群を得た。これらは全て各種培養条件により脂肪細胞・骨芽細胞への分化を示し、多能性をもった幹細胞であることが示された。またRT-PCRによる検討では、これらの細胞はOct-4,Rex-1,GATA-2,AC133,Flt-1などを発現しており、FACSではCD29,CD44,CD54など他のMSCで報告されている細胞表面マーカーを発現していることが確認された。次に、レトロウイルスを用いて遺伝子を導入し各種組織細胞への分化を誘導することを目的として研究を行った。条件検討としてHoxB4の遺伝子導入を試みたところ、約60%の遺伝子導入効率を得ることができ、レトロウイルスを用いて安定かつ高率に遺伝子導入が可能であることを示した。

報告書

(2件)
  • 2004 実績報告書
  • 2003 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2004

すべて 雑誌論文 (1件)

  • [雑誌論文] Human placenta-derived cells have mesenchymal stem/progenitor cell potential2004

    • 著者名/発表者名
      Fukuchi Y, et al.
    • 雑誌名

      Stem cells 22

      ページ: 649-649

    • 関連する報告書
      2004 実績報告書

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公開日: 2003-04-01   更新日: 2018-03-28  

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