研究課題/領域番号 |
15072205
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研究種目 |
特定領域研究
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
理工系
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
宇田川 眞行 広島大学, 総合科学研究科, 教授 (70144889)
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研究分担者 |
荻田 典男 広島大学, 大学院・総合科学研究科, 准教授 (90211812)
高畠 敏郎 広島大学, 大学院・先端物質科学研究科, 教授 (40171540)
伊賀 文俊 広島大学, 大学院・先端物質科学研究科, 准教授 (60192473)
梅尾 和則 広島大学, 自然科学研究支援開発センター, 准教授 (10223596)
谷口 雅樹 広島大学, 大学院・理学研究科, 教授 (10126120)
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研究期間 (年度) |
2003 – 2007
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
131,500千円 (直接経費: 131,500千円)
2007年度: 25,800千円 (直接経費: 25,800千円)
2006年度: 25,600千円 (直接経費: 25,600千円)
2005年度: 29,700千円 (直接経費: 29,700千円)
2004年度: 26,400千円 (直接経費: 26,400千円)
2003年度: 24,000千円 (直接経費: 24,000千円)
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キーワード | 充填スクッテルダイト / カゴ状化合物 / 格子振動 / 熱電変換 / ラマン散乱 / 非調和振動 / 非中心ラットリング / 光電子分光 / 希土類充填スクッテルダイト / 熱電特性 / ラットリング / 結晶場励起 / 電子-格子相互作用 / 熱励起ラットリング / 量子トンネリング / アルカリ土類充填スクッテルダイト / 熱電物性 / ゲストイオンの運動 / ラットリングモード / 量子トンネルモード / f-p混成 / 原子間相互作用 / 構造相転移 / 4f電子状態 |
研究概要 |
充填スクッテダイトのみならず,I型クラスレートやβ-パイロクロアなどの一連のカゴ状化合物についてのラマン散乱測定から,大きなカゴに中の小さなゲスト原子は大振幅の振動であり,これが4次の非調和項によることを実験的に明らかにした。また,カゴ自身もゲスト原子の運動で大きく歪むことがROs4Sb12で得られた。また,熱電材料の無次元性能指数ZTが1に近い実用可能な物質もスクッテルダイトやクラスレートで発見した。特に,高性能熱電性能には,ゲスト原子の非中心位置での回転運動が重要であることを初めて解明した。
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