研究課題/領域番号 |
15080203
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研究種目 |
特定領域研究
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
生物系
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研究機関 | 東京医科歯科大学 |
研究代表者 |
石野 史敏 東京医科歯科大学, 難治疾患研究所, 教授 (60159754)
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研究分担者 |
石野 知子 (金児 知子 / 石野 知子(金児 知子)) 東海大学, 健康科学部, 教授 (20221757)
幸田 尚 東京医科歯科大学, 難治疾患研究所, 講師 (60211893)
福原 武志 東京医科歯科大学, 難治疾患研究, 助手 (20359673)
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研究期間 (年度) |
2003 – 2007
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研究課題ステータス |
完了 (2007年度)
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配分額 *注記 |
121,900千円 (直接経費: 121,900千円)
2007年度: 24,800千円 (直接経費: 24,800千円)
2006年度: 25,100千円 (直接経費: 25,100千円)
2005年度: 24,000千円 (直接経費: 24,000千円)
2004年度: 24,000千円 (直接経費: 24,000千円)
2003年度: 24,000千円 (直接経費: 24,000千円)
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キーワード | ゲノムインプリンティング / 体細胞クローン動物 / 哺乳類の個体発生 / 胎盤形成と胎生機構 / 個体発生とヒト遺伝子疾患 / 再生医療とエピジェネティクス / 生殖医療とエピジェネティクス / インプリンティング遺伝子Peg10 / インプリンティング遺伝子Peg11 / Rt11 / 胎児期後期致死 / 新生児致死 / 父親性・母親性2倍体 / ヒトp / mUPD14 / 体細胞クローンの胎盤異常 / 体細胞クローンの胎児異常 / 初期化 / 哺乳衣類の進化(系統発生) / レトロトランスポゾン / 胎盤形成 / 2型糖尿病 / 新生児の成長異常 / 精子形成のエピジェネティクス / 父親型インプリンティング / 生殖細胞クローンの発生 / GS細胞 / コートアクチンと精子形態形成 / Meg1 / Grb10とインスリン抵抗性 / 有袋類におけるゲノムインプリンティング / ゲノムインプリンティング機構の進化 / エピジェネティクス / 体細胞クローン / PGCクローン |
研究概要 |
ゲノムインプリンティングは体細測胞系列のエピジェネティック制御機構であり、個体発生、成長、行動等に影響を与えている。今年度は、胎児期後期の成長、致死性に関係するマウス染色体12番遠位部(ヒト染色体14番q32.2)の原因遺伝子の同定を行なった。レトロトランスポゾン由来のインプリント遺伝子であるPeg11/Rt11のノックアウトマウスを解析したところ、胎盤の母子相互作用部位である胎児毛細血管の異常により、胎児期後期/新生児致死の表現型が確認された。また、Peg11/Rt11の過剰発現も同じ部位に、異なる異常を引き起こし、新生児致死を引き起こした(Sekita, et. al. Nat Genet 2008)。ヒト患者の解析から、ヒトPEG11/RTL1が染色体14番の父親性・母親性2倍体の主要原因遺伝子と同定した(Kagami and Sekita, et. al. Nat Genet 2008)。 哺乳類の3グループ(卵生の単孔類、胎生の有袋類と真獣類)のPEG10領域のゲノム解析から、PEG10が胎生哺乳類にのみに存在することを明らかにした。これは胎盤の起源にこの遺伝子が重要な寄与を果たしたことを意味している。また、有袋類におけるPEG10のインプリンティング解析から、この領域のインプリンティング制御の原因がレトロトランスポゾンの挿入であることを明らかにした(Suzuki, et. al. PLoS Genet 2007)。 体細胞クローンマウスの解析から、クローンマウスの個々に異なるエピジェネティックな異常が起きていることを報告したが、これが生殖細胞系列を通すとほとんどが元に戻ることが明らかになった(Kohda, et. al.投稿準備中)。これによりクローン動物における異常はエピジェネティックな異常によるものであることが明らかになった。
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