研究課題/領域番号 |
15084211
|
研究種目 |
特定領域研究
|
配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
人文・社会系
|
研究機関 | 専修大学 |
研究代表者 |
神長 百合子 専修大学, 法学部, 教授 (80194968)
|
研究分担者 |
和田 安弘 大阪府立大学, 人間社会学部, 教授 (30145651)
|
研究期間 (年度) |
2003 – 2008
|
研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
|
配分額 *注記 |
8,700千円 (直接経費: 8,700千円)
2008年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
2007年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
2006年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
2005年度: 1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
2004年度: 2,600千円 (直接経費: 2,600千円)
2003年度: 1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
|
キーワード | 民事訴訟 / 裁判利用 / ジェンダー / 近代法 / 弁護士 / 司法統計 / ジェンダーバイアス / 女性の権利 / ジェンダー・バイアス / フェミニズム / 法曹養成 / 民事司法 / 法律家 |
研究概要 |
「全国訴訟記録調査」および「全国民事訴訟当事者・代理人調査」を通じて、日本の民事訴訟制度の現状は、女性のニーズに応えていない現状が明らかになった。女性は、裁判およびその前提としての弁護士へのアクセスが限られているばかりでなく、男性よりも、裁判をするにあたって懸念事項が多く、様々な考慮から和解を求めるとともに、実際の裁判行動上の限界を有する。しかし同時に、女性の裁判への期待は男性よりも大きいことも調査からわかったのであるから、女性の民事訴訟利用に対する訴訟実務における配慮と、司法統計上にジェンダーに関する統計項目の採用が必要である。
|