研究課題/領域番号 |
15100002
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研究種目 |
基盤研究(S)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
知覚情報処理・知能ロボティクス
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
中村 仁彦 東京大学, 大学院・情報理工学系研究科, 教授 (20159073)
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研究分担者 |
山根 克 東京大学, 大学院・情報理工学系研究科, 准教授 (00361543)
杉原 知道 東京大学, 大学院・情報理工学系研究科, 助教 (70422409)
岡田 昌史 東京工業大学, 大学院・理工学系研究科, 准教授 (60323523)
関口 暁宣 弘前大学, 大学院・理工学系研究科, 助教 (80344612)
大武 美保子 東京大学, 大学院・情報理工学系研究科, 研究拠点形成特任教員 (10361544)
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研究期間 (年度) |
2003 – 2007
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研究課題ステータス |
完了 (2007年度)
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配分額 *注記 |
122,070千円 (直接経費: 93,900千円、間接経費: 28,170千円)
2007年度: 18,200千円 (直接経費: 14,000千円、間接経費: 4,200千円)
2006年度: 18,200千円 (直接経費: 14,000千円、間接経費: 4,200千円)
2005年度: 30,290千円 (直接経費: 23,300千円、間接経費: 6,990千円)
2004年度: 36,270千円 (直接経費: 27,900千円、間接経費: 8,370千円)
2003年度: 19,110千円 (直接経費: 14,700千円、間接経費: 4,410千円)
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キーワード | 知能ロボティクス / 脳型情報処理 / 体性感覚情報 / 脳・神経 / 運動パターン / 記号化 / 階層化 / 分節化 / 力学的情報処理 / ミメシス / ヒューマノイド / 統計的情報処理 / 隠れマルコフモデル / コミュニケーション / 神経筋骨格情報 / 知能 / 筋骨格モデル / ミラーニューロン / 非線形力学系 / 引き込み現象 / シンボル接地 / ヒューマノイドロボット / リアルタイムモーションキャプチャ |
研究概要 |
1.力学的情報処理理論 力学敵情報処理を行うメカニズムの設計法として,多項式および物理的力学系を用いた手法を確立した.また,力学系の可塑性パラメータを導入し,その可塑性に基づく学習と発達のモデルを構築するとともに,力学的引き込み現象としてのコミュニケーションモデルを実現した. 2.ミラーニューロンの数学モデル 隠れマルコフモデル(HMM)を用いたミラーニューロン数学モデルとその計算法を確立し,HMMの多重階層化による行為の抽象化を実現した.また,常識データベースをもつ言語解析システムと多重階層化ミラーニューロンモデルとの結合を行った. 3.ヒューマノイドロボットによる行為の受容と生成の実験 従外力運動をするヒューマノイドロボットの試作を行い,人間動作計測に基づいて動作パターンを獲得して制御系を設計する手法を開発した.また,ヒューマノイドロボットと力学情報処理および言語解析システム,行動受容生成システムの結合実験を行った. 4.人間の筋・骨格詳細モデルによる大規模センサリ・モータ系のシミュレーション モーションキャプチャデータに基づく筋張力の推定と動力学シミュレーションを行う手法を開発した.また,人間詳細モデルの動力学計算の並列計算による高速化を実現した.大規模センサリ・モータ系としてのヒューマンキデルシミュレータを開発し,力学的情報処理モデルとの結合を実現した.
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