研究課題/領域番号 |
15104008
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研究種目 |
基盤研究(S)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
地質学
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研究機関 | 東京工業大学 |
研究代表者 |
丸山 茂徳 東京工業大学, 大学院・理工学研究科, 教授 (50111737)
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研究分担者 |
圦本 尚義 (圦本 尚善) 北海道大学, 大学院・理工学研究科, 教授 (80191485)
中嶋 悟 大阪大学, 大学院・理工学研究科, 教授 (80237255)
礒崎 行雄 (磯崎 行雄) 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 教授 (90144914)
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研究期間 (年度) |
2003 – 2007
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研究課題ステータス |
完了 (2007年度)
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配分額 *注記 |
109,200千円 (直接経費: 84,000千円、間接経費: 25,200千円)
2007年度: 22,100千円 (直接経費: 17,000千円、間接経費: 5,100千円)
2006年度: 22,100千円 (直接経費: 17,000千円、間接経費: 5,100千円)
2005年度: 22,100千円 (直接経費: 17,000千円、間接経費: 5,100千円)
2004年度: 22,100千円 (直接経費: 17,000千円、間接経費: 5,100千円)
2003年度: 20,800千円 (直接経費: 16,000千円、間接経費: 4,800千円)
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キーワード | 環境変動 / 岩石・鉱物・鉱床学 / 地質学 / 層位・古生物学 / 惑星起源・進化 / 全球凍結 / 炭素同位体層序 / カンブリア紀の爆発的生物進化 / 南中国山峡地域 / 超貧酸素事変 / エデイアカラ紀 / キャップ炭酸塩岩 / ロデイニア超大陸の分裂 / 横軸46億年研究 / 特異点精密研究 / 表層環境進化 / 大量絶滅 / 大陸地殻成長史 / 川砂ジルコン年代頻度分布 / 古生物化学 / 地球史 / V / C 境界 / 洪水玄武岩 / 初期生命 / 微化石 / 光合成 / 環境進化 / 世界最古微化石 / 太古代表層環境 / 硫黄同位体 / 太古代海洋底変成作用 / 冥王代大気組成 / 炭素除去機構 / 全球凍結直後 / 川砂ジルコン年代頻度分析 |
研究概要 |
本研究を要約すると以下のようになる。 (1)一連の記載研究と精密分析(論文数;丸山32、磯崎9、中嶋8、圦本8)。 (2)総合化(丸山:Dynamics of plumes and superplumes through time,in Superplumes;Beyond Plate Tectonics,Springer,441-502,2007、磯崎:Plume Winter Scenario for Biosphere Catastrophe,ibid,409-439,Springer)。 (3)P/T境界の精密解析(磯崎:掘削試料;6)と化石(太古代1、原生代末1、古生代末5)の記載。 (4)35.6億年前(世界最古生命化石)のSIMSスポット分析(δ^<13>C)と化石の認定基準(圦本、発表準備中)。 (5)化石認定の新しい指標の開発と応用(中嶋;1、実験結果と認定の新基準(古細菌か真性細菌か)の提案図については投稿準備中)。 以上の成果は、これまでの地球史標準モデルを更に精密化し、誕生後徐々に冷却してきた地球システムが起こす物理的必燃として説明しうるが、新たな原因として、銀河内部で起きた3回のスターバーストとの緊密な関係が浮かび上がってきた。これらは日本のみならず世界最前線の研究を更にリードするものである。これらは、地球惑星科学の中の諸分野へ大きな影響を与えるが、地球惑星科学以外の分野である天文学、ゲノム生物学、分子生物学、生命進化学、更に気象学にも大きな影響を与えるだろう。
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