研究課題/領域番号 |
15202015
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
史学一般
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研究機関 | 学習院大学 |
研究代表者 |
高埜 利彦 学習院大学, 文学部, 教授 (90092254)
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研究分担者 |
安藤 正人 人間文化研究機構国文学研究資料館, アーカイブズ研究系, 教授 (90113422)
小風 秀雅 (小風 秀雄) お茶の水女子大学, 大学院・人間文化研究科, 教授 (90126053)
横山 伊徳 東京大学, 史料編纂所, 教授 (90143536)
吉田 伸之 (吉田 信之) 東京大学, 大学院・人文社会系研究科, 教授 (40092374)
保坂 裕興 駿河台大学, 文化情報学部, 教授 (30219159)
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研究期間 (年度) |
2003 – 2006
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研究課題ステータス |
完了 (2006年度)
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配分額 *注記 |
51,480千円 (直接経費: 39,600千円、間接経費: 11,880千円)
2006年度: 12,090千円 (直接経費: 9,300千円、間接経費: 2,790千円)
2005年度: 15,210千円 (直接経費: 11,700千円、間接経費: 3,510千円)
2004年度: 10,140千円 (直接経費: 7,800千円、間接経費: 2,340千円)
2003年度: 14,040千円 (直接経費: 10,800千円、間接経費: 3,240千円)
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キーワード | アーカイブズ / アーカイブズ学 / アーキビスト / 文書館 / 歴史資料 / 近代史料 / 近世史料 / 史料調査 / アーカイブス / アーカイブス学 |
研究概要 |
本研究は、(1)「アーカイブズの存在形態と保存活用の基礎理論」、(2)「国際情報ネットワーク化のためのシステム開発」、(3)「アーキビスト教育養成プログラムの開発」の3つの研究の柱を持っているが、実際の研究は比較的少人数による9つの研究プロジェクトを設けて実施した。全体として、日本のアーカイブズ学研究のレベルアップを目指す本研究の目的は十分に達成された。 (0)研究計画全体に関わるプロジェクト A「アーカイブズ学関連情報調査収集プロジェクト」が国内・国外の研究情報の収集と分析を行い、各プロジェクトに成果を提供し、B「アーカイブズ学研究普及プロジェクト」が日本アーカイブズ学会など共に海外招聘研究者による研究会を開催するなどアーカイブズ学研究の普及に成果をあげた。 (1)「アーカイブズの存在形態と保存活用の基礎理論」に関わるプロジェクト C「日本近世史料プロジェクト」が高田専修寺文書などの調査研究を実施、D「近代史料プロジェクト」は国会図書館憲政資料室所蔵資料によってEADによる目録電子化研究に成果をあげた。またE「オーストラリア日本企業史料プロジェクト」はオーストラリア国立文書館シドニー分館と共同研究を実施し、同分館所蔵の接収日本企業史料のアーカイブズ学的研究に多大な成果を収めた。 (2)「国際情報ネットワーク化のためのシステム開発」に関わるプロジェクト F「メタデータ研究プロジェクト」はEADの理論的研究と「近代史料プロジェクト」とタイアップした実践研究に成果をあげ、G「オーストラリア・アーカイブズシステム研究プロジェクト」はVERSシステムなどオーストラリアにおける最新のアーカイブズ理論・技術の研究を行った。 (3)「アーキビスト教育養成プログラムの開発」に関わるプロジェクト H「海外アーキビスト教育研究プロジェクト」とI「国内アーキビスト教育研究プロジェクト」を設けて国内・国外のアーキビスト教育の比較研究を実施し、とくに前者は国際アーカイブズ評議会専門職部会(ICA/SAE)の会議に数多く参加したほか、2006年には同部会と協力して「第2回アジア太平洋アーカイブズ学教育国際会議」東京会議を成功させるなど、大きな成果をあげた。
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