研究課題/領域番号 |
15202017
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
日本史
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
保谷 徹 東京大学, 史料編纂所, 助教授 (60195518)
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研究分担者 |
榎原 雅治 東京大学, 史料編纂所, 教授 (40160379)
鶴田 啓 東京大学, 史料編纂所, 教授 (10172066)
松井 洋子 東京大学, 史料編纂所, 助教授 (00181686)
藤田 覚 東京大学, 人文科学系研究科, 教授 (20092322)
麓 慎一 新潟大学, 教育人間科学部, 助教授 (30261259)
濱下 武志 京都大学, 東南アジア研究所, 教授 (90126368)
小野 将 東京大学, 史料編纂所, 助手 (70272507)
松澤 克行 東京大学, 史料編纂所, 助手 (40282529)
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研究期間 (年度) |
2003 – 2006
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研究課題ステータス |
完了 (2006年度)
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配分額 *注記 |
52,780千円 (直接経費: 40,600千円、間接経費: 12,180千円)
2006年度: 14,040千円 (直接経費: 10,800千円、間接経費: 3,240千円)
2005年度: 13,390千円 (直接経費: 10,300千円、間接経費: 3,090千円)
2004年度: 13,390千円 (直接経費: 10,300千円、間接経費: 3,090千円)
2003年度: 11,960千円 (直接経費: 9,200千円、間接経費: 2,760千円)
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キーワード | 日本史 / 史料学 / 東アジア / 中国:韓国:ロシア / 前近代史 / 国際研究者交流 / 国際情報交換 / 対外関係史 / 史料 / 日中関係史 / 日葡関係史 / 日露関係史 / 日韓関係史 / 対外関係 / ロシア / 韓国 / 漢文 / 対外交渉 / 中国 / 南欧 |
研究概要 |
本研究では、ロシア及び東アジア諸国に所在する前近代日本関係史料の系統的な調査研究と、史料および史料情報の収集をおこない、日本関係史料目録の作成を行った。また国際研究集会を開催して成果の充実と発表を図った。 1.主な海外調査機関:<ロシア連邦>国立海軍文書館・国立歴史文書館・科学アカデミー東洋学研究所・科学アカデミー文書館(以上サンクトペテルブルグ市)、ロシア帝国外交文書館(モスクワ市)ほか、<大韓民国>国史編纂委員会・ソウル大学奎章閣、釜山大学図書室ほか、<中華人民共和国>中国第一歴史档案館ほか。 2.史料および史料情報の収集・整理・翻訳:(1)本研究で作成した在外日本関係史料目録は、「ロシア所在日本関係史料目録」・「ロシア国立歴史文書館所蔵日本関係史料解説目録」・「ロシア海軍文書館所蔵日本関係史料目録」・「ロシア国立科学アカデミー所蔵日本関係史料目録」・「ロシア科学アカデミー東洋学研究所所蔵日本関係手稿本目録」・「箱館駐在ロシア領事ゴシケヴィッチ関係史料目録」・「中国第一歴史档案館所蔵日本関係清朝档案目録(軍機処録副の部)」などである。このうち中国第一歴史档案館からは2367件4939カットのデジタル画像を得た。(2)とくに国内外に所在する漢文史料(正史実録・地方志・個人文集など)の調査をおこない、日本関係記事の抽出によるデータ蓄積をはかったほか、インドネシア国立文書館所蔵日本関係史料調査のための日本商館文書からの索引目録作成などをおこなった。 3.研究発表・国際研究集会:(1)開催した研究発表会は計16回におよび、発表報告は67本である。このうち国際研究集会が10回、報告39本となっている。とくにロシア歴史文書館長・海軍文書館長らを招聘した「日露関係史料をめぐる国際研究集会」は毎年開催し、2004年度からは日本学士院と共催した。2006年度には、中国第一歴史档案館長らを招聘して「日本関係清代档案をめぐる国際研究集会」を開催した。(2)本研究に直接関係する発表論文は18本におよび、さらに2本が2007年度中に公刊される。(3)収集した史料(および史料画像・目録等)は東京大学史料編纂所で研究者への公開利用がはかられ、またすでに史料集などの形で発表されている。また、海外出張調査の記録は各年次の『東京大学史料編纂所所報』に掲載した。 4.報告集の作成:これまでの活動成果を研究成果報告書(A4版・1197頁)にとりまとめた。
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