研究課題/領域番号 |
15202026
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
文化人類学・民俗学
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研究機関 | 国際日本文化研究センター |
研究代表者 |
小松 和彦 国際日本文化研究センター, 研究部, 教授 (90111781)
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研究分担者 |
徳田 和夫 学習院女子大学, 国際文化交流学部, 教授 (70044732)
ADAM Kabat (KABAT Adam / カバット アダム) 武蔵大学, 人文学部, 教授 (30202641)
佐々木 高弘 京都学園大学, 人間文化学部, 教授 (20205850)
横山 泰子 法政大学, 工学部, 助教授 (60318607)
安井 眞奈美 天理大学, 文学部, 助教授 (40309513)
常光 徹 国立歴史民俗博物館, 民俗研究部, 助教授 (40321541)
山田 奨治 国際日本文化研究センター, 研究部, 助教授 (20248751)
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研究期間 (年度) |
2003 – 2006
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研究課題ステータス |
完了 (2006年度)
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配分額 *注記 |
47,580千円 (直接経費: 36,600千円、間接経費: 10,980千円)
2006年度: 11,180千円 (直接経費: 8,600千円、間接経費: 2,580千円)
2005年度: 11,960千円 (直接経費: 9,200千円、間接経費: 2,760千円)
2004年度: 10,400千円 (直接経費: 8,000千円、間接経費: 2,400千円)
2003年度: 14,040千円 (直接経費: 10,800千円、間接経費: 3,240千円)
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キーワード | 怪異 / 妖怪 / 民俗学 / 計量分析 / 日本文化 |
研究概要 |
四年計画の研究は、以下のテーマにしたがって展開され、成果がまとめられた。 1.「怪異・妖怪伝承データベース」を活用した怪異関係記録の数量的分析手法の開発:すでに公開されている民俗学雑誌記事をもとにしたデータベースを利用し、信仰や心意現象に関するデータの計量分析手法の開発と研究をおこなった。四年間の調査・研究実績は、研究代表者・研究分担者がそれぞれ論文を執筆し、報告書(冊子体)にまとめた。 2.怪異関係記録の収集および分類・整理:『日本伝説体系』全17巻(みずうみ書房1982-90)、および日本全国の都道府県史(民俗編に該当するもの)などを対象に、各地域に根付いた持続性のある「伝説」を中心とした怪異・妖怪伝承についてのデータを集積した。集積方法については、すでに公開されている「怪異・妖怪伝承データベース」作成時のマニュアルを参考にして都道府県史専用マニュアルを作成、それに従って作業を進めた。なお、都道府県史(民俗編)については合計6625件の事例を収集し、カードを作成した。 3.妖怪・怪異関係典籍の収集:各地域・各時代の妖怪・怪異関係典籍を中心に発掘及び収集を行った。絵画資料については、二次資料(妖怪展などの図録資料)、一次資料(絵巻物・浮世絵・黄表紙などの現物)を対象として収集を行った。 4.絵画資料データベースの試作版作成:日文研所蔵の妖怪・怪異に関する絵画資料をデジタルデータとして保存し、その画像についての書誌情報のデータベース構築をめざし、研究・開発を行った。
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