研究課題/領域番号 |
15203012
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
応用経済学
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研究機関 | 慶應義塾大学 |
研究代表者 |
渡辺 幸男 慶應義塾大学, 経済学部, 教授 (00158669)
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研究分担者 |
足立 文彦 金城学院大学, 現代文化学部, 教授 (70103215)
伊藤 公一 千葉商科大学, 商経学部, 教授 (20095417)
林 伸彦 愛知学院大学, 経営学部, 教授 (10308760)
山田 基成 名古屋大学, 大学院・経済学研究科, 助教授 (10158222)
高橋 美樹 慶應義塾大学, 商学部, 教授 (30197181)
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研究期間 (年度) |
2003 – 2005
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研究課題ステータス |
完了 (2005年度)
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配分額 *注記 |
27,690千円 (直接経費: 21,300千円、間接経費: 6,390千円)
2005年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2004年度: 10,660千円 (直接経費: 8,200千円、間接経費: 2,460千円)
2003年度: 14,040千円 (直接経費: 10,800千円、間接経費: 3,240千円)
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キーワード | 産業集積 / 一村一品運動 / 東アジア化 / 機械金属産業 / 産地型産業 / 伝統型産地 / 知的連携 / 中小企業のイノベーショ / 中小企業のイノベーション / 実態調査 / 東アジア / 機械金属産業中小企業 / 産地型産業集積 / 自転車産業 / 眼鏡枠産業中小企業 / 繊維産業中小企業 / 棲み分け |
研究概要 |
本研究は平成15年度から17年度の3年間をかけた研究である。15年度と16年度の2年間、国内の産業集積の実態調査、中国とタイでの産業集積の実態調査、ラオスでの基本的産業集積資料の作成と収集を行った。そこからの含意の把握を17年度の課題とした。研究会、さらには各自による補足調査を通し、国内では、機械金属産業での誘致工場を中心に形成された産業集積、産地型産業集積および大分における一村一品運動を中心に、東アジア化のなかでの構造変化と新たな産業集積の形成に関し、いくつかの論点の解明に努めた。産業集積再編成が、個別の産業集積それ自体のあり方を越えた形で、より広域に、特定製品や特定地域内に限定されないものに転換し、新たな展望を見いだしていることを明らかにした。 また、タイの日系企業進出を核とする産業集積の形成、タイの一村一品運動を核とする集積の形成、中国天津での国有企業解体のなかで形成された産業集積の発展等について調査の成果を分析した。分析を通し、国内の産業集積との競合性がより強化されつつあることと同時に、国内産業集積地域が、その持つ特性、高度かつ迅速な物作り能力を活かすことにより、東アジアの産業集積の発展のなかで、補完的な関係として発展可能性を持つことも明らかにした。 東アジアの集積動向を、国内と中国やタイという形で、双方向から見ることで、今生じている東アジアでの産業集積の変化の流れの把握に一定程度成功した。それにより、東アジア化という枠組みのなかで、国内産業集積の構造変化と新たな産業集積の形成に関し、理論的かつ実体的に、中間的総括としての報告書を完成しえた。
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