研究課題/領域番号 |
15203019
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
商学
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研究機関 | 神戸大学 |
研究代表者 |
石井 淳蔵 神戸大学, 経営学研究科, 教授 (50093498)
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研究分担者 |
高嶋 克義 神戸大学, 経営学研究科, 教授 (30197090)
小川 進 神戸大学, 経営学研究科, 教授 (80214021)
黄 りん 神戸大学, 経営学研究科, 教授 (40225363)
南 知惠子 神戸大学, 経営学研究科, 教授 (90254234)
栗木 契 神戸大学, 経営学研究科, 助教授 (90294397)
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研究期間 (年度) |
2003 – 2005
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研究課題ステータス |
完了 (2005年度)
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配分額 *注記 |
19,500千円 (直接経費: 15,000千円、間接経費: 4,500千円)
2005年度: 6,890千円 (直接経費: 5,300千円、間接経費: 1,590千円)
2004年度: 5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円)
2003年度: 7,150千円 (直接経費: 5,500千円、間接経費: 1,650千円)
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キーワード | インターネット / コミュニケーション / ネット・コミュニティ / ビジネスモデル / 快楽消費 / コミュニティ / IT / ビジネス・プラットフォーム / ナレッジ・マネジメント / 競争構造 / マーケティング |
研究概要 |
本研究は、インターネットにおけるコミュニケーションとコミュニティの戦略的構築について明らかにすることを目的とし、平成15年度から17年度にかけて、3年間にわたり行われた。本報告書は、2部構成をとり、第一部は、インターネット上のコミュニティの戦略的構築に関する研究報告、第二部では、インターネットにおけるコミュニケーションの戦略的構築に関する研究報告とする。 第一部の研究は、研究代表者石井淳蔵の統括のもと、研究代表者自身、研究分担者黄りん、栗木契(平成17年度は海外渡航のため研究組織より離脱)によって、まとめられた。 第一部では、近年急速に発展しつつあるネットコミュニティのうち、とりわけアバター・サイトに焦点をあて、そのビジネスモデルとしての可能性を考察した。アバターは、ネット上で消費者に仮想体験をさせることを可能にし、ネット上で消費行動が完結するために、ネット・ビジネスモデルとしても成功している。仮想経験については象徴性の概念によって理論的に説明がなされる。 第二部は、研究代表者石井淳蔵の統括のもと、研究分担者高嶋克義、小川進、南知惠子(平成17年度は海外渡航のため研究組織を離脱)によって行われた研究についての報告となっている。研究分担者、高嶋克義は、Eコマースと競争構造について注目し、ビジネスの成功要因と制約要因を明らかにした。研究分担者小川進は、インターネットが消費者参加型開発の進展を促していることに注目し、製品アイデアの創造や製品化の可否の決定をユーザー起点で行う仕組みであるUD法を採用し、販売業績において成功しているしくみを明らかにした。研究分担者南知惠子は、ソリューション・ビジネスの事例をもとに、イントラネットとSFA(営業支援システム)、さらにインターネットを通じてのコミュニケーションによってなされていることを明らかにした。
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