研究課題/領域番号 |
15206018
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
設計工学・機械機能要素・トライボロジー
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
久保 愛三 京都大学, 工学研究科, 教授 (10027899)
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研究分担者 |
小森 雅晴 京都大学, 工学研究科, 助教授 (90335191)
野中 鉄也 京都大学, 工学研究科, 助手 (00180761)
吉住 恵一 松下電器産業株式会社, 高度生産システム開発カンパニー・3次元ナノ測定グループ, グループマネージャ[研究職]
佐藤 孝 大阪精密機械株式会社, 統括部長[研究職]
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研究期間 (年度) |
2003 – 2005
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研究課題ステータス |
完了 (2005年度)
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配分額 *注記 |
48,360千円 (直接経費: 37,200千円、間接経費: 11,160千円)
2005年度: 5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円)
2004年度: 15,080千円 (直接経費: 11,600千円、間接経費: 3,480千円)
2003年度: 27,820千円 (直接経費: 21,400千円、間接経費: 6,420千円)
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キーワード | 歯車 / 精度検定 / 歯形精度 / バーチャルマシン / インボリュートアーティファクト |
研究概要 |
全ての輸送機関駆動等に不可欠な歯車は、その100nmオーダの3次元面形状精度が性能を決めるため、その品質管理に用いられる歯形測定機の精度の維持は重要な課題である。ISOの品質保証制度の影響もあり、機械部品の品質保証に用いられる形状測定機には、測定の不確かさを明示することが求められている。この要求に理論的に正しく対応するため、測定機の構造、動作に対する完全なシミュレーションモデルを構築し、これをバーチャルマシンとして、可能性のある種々の影響因子を考慮した理論測定結果を求め、現実の測定結果と比較することにより、歯形測定機の精度検定を行うシステムを構築し、トレーサビリティーのある歯車品質保証制度の技術的根幹を確立することを、本研究は目指すものである。本研究では以下の成果を得た. (1)歯形測定機のバーチャルマシンの基礎となる、測定機の構造、動作に対するシミュレーションモデルを構築し、歯車測定精度に影響を及ぼす可能性のある因子を全て取り込むことを可能にした。また、誤差要因を歯形測定バーチャルマシンに取り込み、不確かさの算出シミュレーションを行ない、妥当な不確かさの値が得られることを確認した。さらに、平歯車用アーティファクト、はすば歯車用アーティファクトによる歯車歯面形状測定機の検査をバーチャルマシンを用いてシミュレートし、不確かさの評価を行なった。 (2)各種アーティファクトを用いた歯形測定機の検査・校正法を、歯形測定バーチャルマシンを用いて考案し、その精度を評価した。 (3)原子間力センサ付超高精度3次元測定機を用いたインボリュートアーティファクトの高精度測定法を開発し、実証実験を行なった。これにより、超高精度値付け技術の基礎を得た。 (4)歯形測定機の不確かさの評価の基礎となる超高精度インボリュートアーティファクト構造を検討し、試作した。
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