研究分担者 |
石川 佳治 筑波大学, 大学院・システム情報工学研究科, 助教授 (80263440)
天笠 俊之 筑波大学, 大学院・システム情報工学研究科, 講師 (70314531)
庄司 功 筑波大学, 大学院・システム情報工学研究科, 教授 (20282329)
森嶋 厚行 筑波大学, 大学院・図書館情報メディア研究科, 助教授 (70338309)
品川 徳秀 独立行政法人科学技術振興機構, 研究員 (60334215)
|
配分額 *注記 |
16,400千円 (直接経費: 16,400千円)
2005年度: 5,200千円 (直接経費: 5,200千円)
2004年度: 5,100千円 (直接経費: 5,100千円)
2003年度: 6,100千円 (直接経費: 6,100千円)
|
研究概要 |
近年のインターネット技術の急速な進展により,様々な情報提供サイトが利用可能となっている.これらの中には,プログラム等を用いて動的に内包データを提供する情報生成型サイトや,連続的に新しい情報を提供する時系列ストリーム型サイト等がある.本研究では,インターネット環境における動的情報提供サイトからの高精度な情報獲得と利用者に優しい操作環境の実現を目的として,知識発見・学習機能を用いた情報獲得手法に関する研究を推進し,以下の研究成果を得た. 1.情報生成型サイトの最新トピックやコンテンツの特性等を自動抽出する手法として,テキストデータベースを内包したHidden Webサイトから新規トピック文書を獲得するための手法を開発した. 2.時系列ストリーム型サイトに対する手法として,テキストストリームが内包するトピックのプロファイリング,異常値の検出,相関性分析を行う手法を開発した. 3.分類学習を利用したWebからの情報獲得,特定分野のWeb情報獲得手法について研究を行い,タキソノミーを用いたWeb検索や地理データベースと連携したWeb探索手法を開発した. 4.分散環境において,プロファイル情報を共有するための基盤技術を開発した. 5.実世界の情報提供サイトに含まれるノイズを考慮した知識発見手法を開発した. 6.XMLデータを対象として,利用者から与えられた例示オブジェクトやパターンを用いて利用者要求の把握を可能とする学習機能付利用者インタフェースを開発した. 7.各種情報源から提供されるバイナリデータを含むデータをXMLにマッピングして操作するための基盤技術を開発した. 8.各種情報提供サイトから得られた情報の統合的利用を可能とするため,情報源の特性を考慮しつつ獲得情報の統合処理を行うための基盤技術を開発した.
|