| 研究課題/領域番号 |
15300069
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| 研究種目 |
基盤研究(B)
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| 配分区分 | 補助金 |
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| 応募区分 | 一般 |
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| 研究分野 |
感性情報学・ソフトコンピューティング
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| 研究機関 | 東京工業大学 |
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研究代表者 |
廣田 薫 東京工業大学, 大学院・総合理工学研究科, 教授 (50130943)
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| 研究分担者 |
延原 肇 東京工業大学, 大学院・総合理工学研究科, 助手 (80359687)
畠山 豊 東京工業大学, 大学院・総合理工学研究科, 助手 (00376956)
川本 一彦 東京工業大学, 大学院・総合理工学研究科, 助手 (30345376)
畠山 豊 東京工業大学, 大学院・総合理工学研究科, 助手 (39602008)
吉田 真一 東京工業大学, 大学院・総合理工学研究科, 助手 (30334519)
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| 研究期間 (年度) |
2003 – 2005
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| 研究課題ステータス |
完了 (2005年度)
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| 配分額 *注記 |
16,200千円 (直接経費: 16,200千円)
2005年度: 3,900千円 (直接経費: 3,900千円)
2004年度: 6,400千円 (直接経費: 6,400千円)
2003年度: 5,900千円 (直接経費: 5,900千円)
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| キーワード | 画像圧縮・再構成 / ソフトコンピューティング / 計算知能 / ファジィ・クラスタリング / ウェーブレット / 画像データベース / 画像復元 / 画像評価 / カーブレット / ネットワークシステム / ファジィ関係方程式 / ファジィクラスタリング / ファジィモルフォロジー / 画像検索 |
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| 研究概要 |
本研究では、画像圧縮・再構成を限られた計算資源上で構築する手法として考えるではなく、急速に向上する計算資源、すなわち高速度処理装置、大容量記憶装置、広帯域通信回線等の計算資源上で稼動するシステムとして提案している。提案システムは、大きく分けて4つの処理部分、1.前処理部、2.オブジェクト抽出部、3.オブジェクト・データベース構築部、および4.データベース検索部から構成している。
1.前処理部では、異なる代数系に基づく多重解像度画像変換として、ファジィ関係方程式に基づいた画像圧縮法、およびモルフォロジカル・ウェーブレットを提案し、さらにグレースケール画像だけではなく、カラー画像、グレースケール動画像、およびカラー動画像に対応できるように拡張している。
2.オブジェクト抽出部では、順序構造の観点からオブジェクト分解を行うファジィ関係分解法を提案し、さらに高速化も行っている。さらに、オプティカルフローおよびファジィ・クラスタリングに基づくセグメンテーション手法等も提案している。
3.データベース構築部では、前処理部およびオブジェクト抽出部で得られたオブジェクト群を、データベースとして最適に構造化するための木構造作成アルゴリズムを提案し、さらに構造最適化のための基礎要素技術として、乗算加算型ニューラルネットワークに基づく手法も提案している。
4.データベース検索部では、構築データベースに対する高速参照を実現するための色事例に基づく高速参照技術を提案している。
以上を要するに、本研究では、ファジィ・オブジェクト型画像圧縮システムの各処理部における新規提案および、それらの統合を行うとともに、各提案手法の有効性を各種評価実験に基づき確認しており、当初の目標を十分達成しているといえる。
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